東京市場はしっかりか。先週末の米国株は下落。ダウ平均は190ドル安の38714ドルで取引を終えた。インフレ長期化懸念から長期金利が上昇し、ハイテクグロース株を中心に売りに押された。ドル円は足元149円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて235円高の38625円、ドル建てが300円高の38690円で取引を終えた。
週末に複数のメディアが、日銀が3月会合でマイナス金利を解除するとの観測を報じている。ニュースは16日の米国時間にも伝わったが、ドル円は円高ではなく円安に振れている。米国の長期金利が上昇してドル高が進んだ側面もあるが、日銀が3月に動くことがほぼ確実になったことで、その手前のポジション(円高)が巻き戻されたようにも映る。CME225先物も上昇スタートを示唆しており、日本の金融政策に対する不透明感が払しょくされた点をポジティブに受け止め、買いが先行することになりそうだ。ただ、結果発表は翌日で、中身をしっかり見極めたい局面。為替動向にも神経質となりやすい。米国株安の割には底堅く推移するとみるものの、場中は様子見姿勢が強まり不安定な動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは38600円-39100円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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