日経平均株価は小幅続落。2/16高値（38865円）をサポートに陽線を形成した。5日移動平均線（39189円 2/29）上を維持することはできなかったが、高値圏におけるもみ合いの範ちゅうで終えた。
RSI（9日）は前日87.2％→81.4％（2/29）に低下。25日移動平均線（37380円 同）からの上方かい離率は4.8％に縮小した。2/22に形成した上放れの陽線に対して、直近は上値遊びのような動きが続いており、短期波動は上目線の判断が続く。
終値ベースの上値の目安は、1989年12月高値から2003年4月安値までの長期下落幅を2009年3月安値からの上昇幅で当てはめた39468円、2023年7月高値から同年10月安値までの下落幅に対する3倍返しとなる40207円、2023年12月安値から1月高値までの上昇幅を1月高値からの上昇幅とみた40785円などが考えられる。
一方、短期的な下値の目安は、10日移動平均線（38768円 同）、心理的節目の38500円、25日移動平均線などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
