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【見通し】NY為替見通し=新規材料乏しく、ドル円はレンジ相場続くか

本日これまでのドル円は150.29円を安値に150.67円まで切り返し底堅い動きも、依然として方向感は鈍い。

 本日のNYタイムで予定されている経済指標は1月米新築住宅販売件数程度で、動意につながりそうな手がかりは乏しい。ドル円は米長期金利・米株に睨みながらの動きで2・5年債入札に注目も、レンジ相場が続きそうだ。13日に昨年11月以来の150円大台を回復し、下押しは149円半ばにとどめ、下値の堅い動きとなっているが、上値も13日の高値150.89円を頭に抑えられている。先週後半からは下値を150円近辺に切り上げ、レンジは一段と狭くなっている。

 米早期利下げ観測の後退を背景としたドル高は一巡している。もっとも、株価の堅調な動きが続くなど市場のリスクオンでクロス円の堅調な動きになっていることや、3月か4月の会合でマイナス金利の解除が確実視されている日銀が利上げ観測の高まるのをけん制していることも下支えに、ドル円は底堅さを維持。一方で、151円近辺や151円台乗せになると日本当局の円買い介入への警戒感も一段と高まるので、ドル円は板挟みの相場展開が続いている。仕掛け的な動きには要注意も、新規の手がかりが出てこなければドル円はレンジ相場を抜け出せないか。

・想定レンジ上限
 ドル円は13日の高値150.89円や昨年11月16日の高値151.43円が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円は22日の安値150.02円や15日の安値149.57円が下値めど。

(金)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ