26日の香港市場は反落して始まるか。中国当局が相次いで発表した資本市場支援策を受け、ハンセン指数は前日までの3日間で1250ポイント超上昇し、心理的節目の16000ポイントを上抜けた。終値は15日以来の高値を連日で更新したとあって、いったん利益を確定する売りに押されそうだ。
もっとも、売り一巡後は下げ渋る展開があり得る。前日の米長期金利の低下と米株式相場の上昇が投資家心理を支えるだろう。25日発表の2023年10-12月期の米国内総生産(GDP)速報値は市場予想から上振れし、物価指標がインフレ鈍化傾向を示した。長期金利の指標となる米10年債利回りは前日の4.178%から4.120%に低下した。
25日のNY株式相場はダウ平均が3営業日ぶりに反発し、過去最高値を更新した。S&P500と、ハイテク株主体のナスダック総合はともに6営業日続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のアリババ集団(09988)、美団(03690)、テンセント(00700)、中国本土銀行株の中国建設銀行(00939)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(00005)が上回って終えた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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