
米国株は3指数とも引け味は悪くなかった。ダウ平均も一時300ドル超下げたところからは戻している。きのうの日経平均はグロース株が上昇を先導して昨年来の高値を更新しており、ナスダックの上昇は安心材料となる。CME225先物からはプラスからのスタートも想定され、ダウ平均の下落はそれほどネガティブ視されないだろう。ただ、あす米消費者物価指数(CPI)の発表を控えているだけに、上値も積極的には追いづらい。きのうも34000円近辺では伸び悩んでおり、現状株価近辺でこう着感の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは33700円-34000円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ