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ドル/円:上値の重い展開続く。140円を割り込んで越週した場合は新たな下落リスクに要注意。145円台に乗せて越週すれば下値リスクがやや後退。

※本レポートは、2024年1月8日からレポートタイトルの変更、内容の一部変更を予定しております。

ドル/円:上値の重い展開続く。140円を割り込んで越週した場合は新たな下落リスクに要注意。145円台に乗せて越週すれば下値リスクがやや後退。

直近の日足は小陽線で終え、続落を食い止めているが、単体では上昇エネルギーの強いものではなく、下値リスクがより高い状態に変わりない。一方で142.00±10銭、141.50-60,141.00-10に強い下値抵抗が控えており、これらを下抜けきれずに反発に転ずる可能性を残しており、反落した場合でもこのレベルでの売りも慎重に。但し、140.20-30にある中期的な下値抵抗を下抜け、140円を割り込んで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が生じて136~137円台をトライする動きが強まり易くなる。一方上値は、日足の上値抵抗が142.80-90,143.50-60,144.10-20にあるが、全てクリアして144円台に実体を戻せば“ニュートラル”な状態に変化する。この場合でも日足が146円台に乗せて終えるか、週足が145円台に乗せて越週するまでは短期トレンドは大きく変化しない。21日、120日移動平均線は145.32と146.47に位置しており、短期トレンドは“ドル弱気”の流れにある。200日線は142円76銭に位置しており、若干下抜けた位置で推移しているが、“ダマシ”の範囲内に留まっており、反転の可能性を残した状態にある。 一方直近の週足は、実体が小さく上ヒゲが非常に長い陽線引けとなった。上値トライに大きく失敗しており、下値リスクにより警戒する必要があるが、現状は142.00-10の下値抵抗を守っており、これを支えとして上値トライの可能性を残している。但し、141.00-10,140.10-20に週足ベースで見た強い下値抵抗があるが、全て下抜けて終えた場合は新たな下落リスクが生じて下落余地がさらに拡がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は143.10-20,144.10-20,145.00±10銭に、下値抵抗は前述の141.00-10,140.10-20と138.50-60にある。31週移動平均線は145.37に位置しており、上値を抑え込んでいるが、62週線は140.35にあり、中・長期トレンドをサポート中。 今週の戦略は、買いは142.00-10で軽く試し買い。損切りは141.70で浅めに撤退。これが付いた場合は140.10-20まで引きつけて。この場合の損切りは139.60で撤退。売りは143.10-20で戻り売り。上値余地を143.50近辺まで見ておく必要がある。損切りは144.20で撤退としたい。 上値は、142.80-90,143.10-20,143.50-60,143.90-00,144.10-20に強い抵抗が控えているが、全てクリアして終えれば“ニュートラル”に変化、145.00±10銭、145.30-40,145.50-60,146.00-10の抵抗を全てクリアして実体ベースを146円台に戻すことが出来れば短期トレンドが変化して上値トライの動きが強まり易くなる。下値は、142.00-10,141.50-60,141.20-30,140.90-00に強い抵抗があるが、全て切り崩して終えた場合は、140.50-60,140.20-30、139.90-00にある中・長期的な下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。140円台を割り込んで終えた場合は、新たな下げエネルギーを得て一段のドル下落へ。

ドル/円【日足】期間:2023/04/20~2023/12/22(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)


ドル/円【週足】期間:2020/11/06~2023/12/22(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

ユーロ/円:下値リスクを残した状態。155円割れで終えた場合は新たな下値リスクが点灯、154円を割り込んで終えた場合は一段のユーロ下落へ。

直近の日足は、小陽線で切り返して上値余地を探る動きに繋げているが、今年3月に付けた138.83と10月に付けた154.46を結ぶサポートラインから下抜けた位置で推移していることや、11月に付けた164.30で大きな天井を確認した可能性が高く、下値リスクがより高い状態に変わりない。158.50超えで終えるまでは下値リスクにより警戒する必要がある。また155円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、154円を割り込んで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなる。日足の上値抵抗は157.30-40,158.00-10,158.50-60に、下値抵抗は156.00-10,155.40-50,154.90-00,154.00-10にある。21日、120日移動平均線158.31と158.27に位置しており、上値を抑え込んだ状態にあるが、200日線は154.67に位置しており、下値抵抗として働いた状態にある。 一方直近の週足を見ると、値幅のやや大きい陽線引けとなり、続落を食い止めている。上値トライの可能性に繋げているが、この陽線の上ヒゲが長く、上値トライに失敗して押し戻された形となったことや、3手前の大陰線が中期トレンドの変化を示唆しており、この大陰線(高値159.84)を切り返して越週するまでは下値リスクは軽減されず、反落の可能性に注意する必要がある。現状は今年3月に付けた138.83と12月に付けた153.23を結ぶトレンドラインが144.30-40に位置しており、下値抵抗として働いているが、144円台を割り込んで終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性に要注意。今週の週足ベースで見た上値抵抗は157.50-60,158.00-10,158.40-50に、下値抵抗は155.00-10,154.30-40,152.00-10にある。31週移動平均線は157.20に位置しており、この下に入り始めており下値リスクが点灯中だが、62週線は150.54に位置しており、中・長期トレンドをサポート中。 今週の戦略は、ユーロ買いは様子見か、155.00-10まで引きつけて。損切りは154.20で撤退。ユーロ売りは157.60-70の戻り待ち。損切りは“ニュートラル”な状態に戻す158.50で撤退としたい。 上値は、157.00-10,157.30-40,157.60-70,158.00-10に強い抵抗が控えており、反発余地が限られる展開が予想されるが、158.50-60の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクが若干後退して上値トライの動きが強まり易くなる。この場合でも160円台に実体を戻すまでは下値リスクは軽減されない。下値は、156.00-10,155.40-50,154.90-00に強い抵抗があるが、全て切り崩して155円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、154.50-60,154.20-30,153.90-00抵抗を全て下抜けて終えた場合は新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、150円方向への新たな下落リスクに要注意。 (川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2023/06/06~2023/12/22(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

 

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