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【見通し】今日の株式見通し=軟調か 植田総裁発言を受けて円高が急速に進行

東京市場は軟調か。米国株は上昇。ダウ平均は62ドル高の36117ドルで取引を終えた。個別に材料のあったアルファベットやアドバンスト・マイクロ・デバイセズが大幅高となり、楽観ムードの強い地合いとなった。ドル円の動きがかなり大きくなっており、足元では144円20銭近辺で推移している。日銀の植田総裁が参院財政委員会で、「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と発言したことが円買いを誘い、141円台まで円高が進む場面もあった。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて650円安の32360円、ドル建てが560円安の32450円で取引を終えた。

 米国株は上昇したが、日本株には為替の円高が強烈な逆風となるだろう。植田総裁の発言に関しては曲解されたきらいもあるが、ここまでの派手な動きが出てきた以上、仕掛け的な売買も出てきやすい。本日は米国で11月雇用統計が発表予定で、為替のボラティリティは引き続き大きくなる展開も想定される。今週の日経平均は振れ幅の大きな状況が続いており、きのうは500円を超える下落となった。週またぎのリスクも意識される中、買いは手控えられ、下押し圧力の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは32100円-32600円。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ