
今晩は午後に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる。CMEのフェド・ウォッチが示す今回のFOMCでの利上げ据え置き確率は98%と、政策金利の据え置きが確実視されているが、12月FOMCでの利上げの有無や、来年の利下げ時期の見通しを巡り、FOMC後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見に注目が集まる。このほか、10月ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)や、10月ADP民間部門雇用者数、9月JOLTS求人件数の発表もあり、経済指標の結果やパウエルFRB議長会見を受けた米10年債利回りの動向に要注目となる。
今晩の決算発表は寄り前にデュポン・ド・ヌムール、ヤム・ブランズ、クラフト・ハインツ、ヒューマナ、CVSヘルス、エスティ・ローダー、引け後にクアルコム、ペイパルなど。(執筆:11月1日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ