
週末の取引となる今晩は神経質な展開か。例年9月は年間で最もパフォーマンスの悪い月で、9月株安アノマリーが意識される中、利上げの長期化懸念が引き続き上値の圧迫要因となりそうだ。一方、ナスダック総合が4日続落するなどハイテク株の軟調が続いており、下値では押し目買いも期待できそうだ。米国債利回りの動向には引き続き要注目か。
今晩の米経済指標は7月卸売在庫、7月消費者信用残高など。このほか、バー米連邦準備理事会(FRB)副議長の講演も予定されている。企業決算は寄り前にクローガーが発表予定。(執筆:9月8日、14:00)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ