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ドル/円、145円割れの可能性も?欧州PMI悪化で円買い強まる(NY市場の見通し)

ドル/円、145円割れの可能性も?欧州PMI悪化で円買い強まる

東京市場のドル/円は、弱含みで推移。序盤に米長期金利が低下したことでややドル売りに傾きました。ただ、145.50円台では下げ渋るなど145円台後半での推移が続いています。

今夜は、仏・独・ユーロ圏・英・米などで8月製造業、サービス業購買担当者景気指数(PMI)・速報値が発表されます。すでに発表された仏・独・ユーロ圏・英の8月PMIはサービス業PMIが市場予想以上に前回から低下したことからユーロ/円およびポンド/円が急落。それに連れてドル/円も145.20円台まで軟化しました。

引き続き、米8月PMIの結果次第でさらに為替変動を強める可能性がありますので注目しましょう。他方で、市場は明日から開催される米ジャクソンホール会議に関心が集まっているため、PMIを消化した後はドル/円もレンジ色の強い相場展開となる可能性があります。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、10・20・80日移動平均線が上向きを維持しつつ乖離幅を拡大する中で10日線を下値支持とした推移が続いています。しかし146円台で伸び悩む中、RSIが徐々に下落しており上昇基調の勢いが衰えていると見れます。直近は145.00円‐146.50円程度のレンジ推移となっています。売りバイアスが強まっていることからレンジ下限に向けて下押す可能性もあります。

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

8/23(水)
21:30 カナダ6月小売売上高
22:45☆米8月製造業PMI・速報値
22:45☆米8月サービス業PMI・速報値
23:00☆米7月新築住宅販売件数
23:00 ユーロ圏8月消費者信頼感・速報値
23:30 EIA週間原油在庫統計
26:00 米20年債入札(160億ドル)
----- BRICS首脳会議(南ア・ヨハネスブルグ、~24日)

※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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