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「今のマーケットを理解する!売買タイミングの見極め方」【元大手邦銀ディーラーが教える FX実力アップ教室】

今のマーケットを理解する!売買タイミングの見極め方

動画配信期間

2023/7/1

動画内コメント書き起こし

エントリーのコツは

(超長期分析では上向いていて時間足を切り替えていくと下向いている場合どう判断しますか?)
スイング以上のポジションでいくとそこは押し目になる。その場合は売るのではなくて、押し目のポイントを待ってそこで買っていくという考え方。あとはエントリーのタイミングも本当はすごいトレーディングチックに行けば、若干でも下げ止まってぐっと上がったところで買いたいっていうのはあると思うんですけど、なかなか本業があるだと難しいと思う。なので、そういう場合はちょっと長めで指値してストップをちょっと遠めに置いておくというのもいいと思います。もちろんしっかり見てからエントリーした方が勝ちやすいと思いますけど。あとは費用対効果ですね。

売買タイミングの見極め方

(戸田さんは取引をしない日もやっぱり出てきますか?)
取引しない日もあります。でもほとんど取引しちゃうんですよね。チャート見てると入りたくなっちゃいます。そういう時でも最近やっぱり 一番心がけているのはトレンドフォローかな。為替は多少逆張りは必要なんですけど、それでも中長期で見て上昇トレンドという中で、下がったところを買うのと上がったところを売るのだったら、やっぱり下がったとこを買ってる方がワークしてる実感があるので、下がったところを買うようなイメージ。売買のタイミングにはチャートを使ってます。毎回短い足ですと15分くらいまで見ます。

(1度にどれぐらいトレードするんですか?) 去年とかみたいにアホみたいにすごいガチャガチャ動くような相場ですと、本当に1日の中で何回も場合によっては5回6回7回8回…10回超えているような時もあったと思います。最近はほとんどそこまではしてなくて、1日1回とか2回とか。時間で欧州時間になったら入ろうかなとか。東京時間って昔から結構円買いが強い。輸出が多いんでどうしても円買いに傾きやすいんですけど、その辺を終わったらまた入ろうかなとかそういう風に考えてます。

マーケット全体を理解することが大事

私は日経平均とドル/円両方セットでやってるんですけど、逆側に入れてヘッジに使うっていう考え方もあるんですが、両方を使っている。日本株が今強いと言うのは、グローバルに株が強くなりやすいわけですね。株が強いとリスクを取る人が多いということなので、リスクを取るということは低金利の円を売って、高金利の通貨を買っていた方がいいよねっていうふうになる。これを為替ではキャリートレードって言うんですけど、そういうふうになりやすいんで、日経平均を見ながらドル/円をトレードして、日経が上がっているからドル/円を買っていくというのはこれはもう昔からある伝統的なトレード。日経平均を見るなら、どっちかというと先物で見ておいたほうが良い。先物で見ておくと基本的には24時間動いてるので、また伸び始めたっていうタイミングでドル/円を買ったりする。小ロットとかで一回試してみるといいと思う。

結構米債の利回りで見てやってる人は多いと思いますよ。米2年債とか米10年債とか。為替って株と債券の通り道なんで連動しやすいですね。為替が主導で動くっていうのは本当に珍しくて。去年みたいな相場かもしれない。今年に関しては例えば株主導で動いているとか、金利主導で動いてるような相場が多いので、他のプロダクトを見ながら売買するってのは今のマーケット感っていうのを理解する上で役立つと思います。

概要

元大手邦銀ディーラーとして様々な経験をしてきた戸田裕大氏と外為どっとコム総研の宇栄原研究員が「負けないFXトレーダーを育てる」をコンセプトにFXトレードの実力アップに役立つ情報をお伝えします。

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株式会社トレジャリー・パートナーズ 代表取締役 戸田裕大氏
2007年、中央大学法学部卒業後、三井住友銀行へ入行。10年間外国為替業務を担当する中で、ボードディーラーとして数十億ドル/日の取引を執行すると共に、 日本と中国にて計750社の為替リスク管理に対する支援を実施。2019年9月CEIBS(China Europe International Business School)にて経営学修士を取得。現在は法人向けにトレジャリー業務(為替・金利・資金)に関するサービスを提供するかたわら、為替相場講演会に多数、登壇している。著書に『米中金融戦争─香港情勢と通貨覇権争いの行方』(扶桑社/ 2020 年)『ウクライナ侵攻後の世界経済─インフレと金融マーケットの行方』(扶桑社/ 2022 年)。
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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