読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル円横ばい まもなく米雇用統計発表

ドル円 雇用統計控え横ばい

2日のドル円は米FOMC後の下落を経て、一時上下する場面がありながらも今夜の米雇用統計を前にほぼ横ばいで推移しました。

2日未明に発表された米FOMCの結果を受けてドル売り円買いの動きが強まり、ドル円は同日午前9時過ぎに一時128円台前半まで下落しました。

ドル売りが一巡すると買い戻しが入り、夕方には一時129.12円前後まで上昇する場面もありましたが、米長期金利の低下とともに再びドル売りが強まり、22時半頃には一時128.08円前後まで反落しました。

しかし英中銀(BOE)と欧州中銀(ECB)が相次いで利上げを発表したことを受けてポンドやユーロに対してドル高が進み、対円でもドルを買う動きが出て本日早朝には128円台後半まで持ち直しました。

ドル円変動に警戒 まもなく米雇用統計発表

2日は未明の米FOMCの声明発表やパウエル米FRB議長の発言を受けて円高ドル安が進みましたが、その後のドル円相場は本日の米雇用統計の結果を見極めたいとの心理から、大きな方向感は出ることなくほぼ横ばいとなりました。

本日はまもなく米雇用統計が発表されます。米FRBの利上げ停止が意識される中、これまで利上げの重要な背景であった労働市場における人手不足や賃金の上昇圧力に変化が見られるのか、注目されます。

市場ではアメリカの景気後退が懸念されていますが、雇用情勢は依然として底堅く、今回の雇用統計で雇用者数の伸びや低水準の失業率が示されれば追加の利上げを正当化するデータと受け止められ、ドル高方向に振れる可能性があります。

ただし米FRBが年内に利下げに舵を切るとの見方や日銀の緩和策修正観測が根強い中、ドル円の上値は重く、継続的な上昇トレンドとはなりづらいことが予想されます。また結果が期待ほどの伸びではなかったと受け止められた場合、ドル売りに拍車がかかる展開も予想され、発表直後の変動に注意が必要となりそうです。

 
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。