ドル円一時130円台日銀の政策修正を示唆する報道受け下落
11日のドル円は本日の米12月消費者物価指数(CPI)発表を前に小幅な値動きとなりましたが、本日朝には日銀の金融緩和策修正を示唆する報道を受けて大きく下落しました。
11日、ドル円は132.87円台まで強含む場面もあったものの、重要イベントである本日の米CPI発表を前に取引を控える市場関係者が多い中、新規の材料に乏しく小幅な値動きとなりました。
本日になってからも方向感のない動きが続いていましたが、午前8時前に「日銀が今月17日からの金融政策決定会合で大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検する」との報道が伝わりました。これを受けて日銀が先月に続き、追加の金融政策修正を行うのではないかとの観測が広がり、ドル円は一時130円台まで下落しました。
ドル円急落への警戒広がる 米CPI発表後の変動に注意
本日はまもなく米12月消費者物価指数(CPI)が発表されます。市場予想では前回の11月CPIから伸びが鈍化することが見込まれています。
先週末に発表された米雇用統計や米12月ISM非製造業景況指数を受けて、アメリカにおける賃金上昇を背景としたインフレが収束しつつあるとの見方が広がっており、今後は景気後退に向かうことへの懸念からこの数日のドル円は上値が重い展開となっています。
本日の米12月CPIの結果が予想以上の鈍化となれば、あらためてインフレ収束が意識されてドル円は下落することが予想され、発表後の変動に警戒が高まっています。
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