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FX/為替「実は使い方を間違えているかも?基本が大切!移動平均線を使ったテクニカル分析」まんが!週刊FX 2022年9月29日号

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と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。
今回おさえておきたいネタはこれだ!

移動平均線の使い方、間違えてるかも?

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やっほー、ベレー!
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ご無沙汰しております……
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お、キャンドルちゃんの兄と弟なのだ!
2人揃ってどうしたのだ?
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ぼくちんたち、最近FXトレードでテクニカル分析をよく使ってるんだ!
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ただ、分析しているうちに、なんとなくわかったつもりでいた移動平均線の使い方が、本当にあっているのか不安になってきたのです……
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そうそう、そこんところ改めて確認したいなーって思ってさ!
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なるほどなのだ
じゃあ、今回はとっておき!
テクニカル分析の鉄人でもある 川口一晃 かわぐちかずあき さんにお話してもらおうなのだ~
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皆さんこんにちは、川口一晃です
よろしくお願いします
kawaguchi.jpg 川口一晃(かわぐち・かずあき)氏
1960年北海道生まれ。1986年、銀行系証券会社(現・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ国際投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年末、ブルームバーグLP入社。アプリケーションスペシャリストとして株式、投信を中心に分析ツールの開発に従事。その後、外資系証券会社を経て、独立し、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。相場の世界ではチャートの鉄人として特にペンタゴンチャートの第一人者として知られている。現在では、テレビ・ラジオ等で番組レギュラーを持つなど各種メディアで活躍。独特のやさしい語り口には定評がある。また、沖縄金融特区や「日銀親子で学ぶお金の教室」等で講師を、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会では社会教育推進委員会委員を務めるなど金銭教育分野でも活躍。著書に『「株」と「為替」をチャートで読む』(明日香出版)、『神秘の株価予測法 ペンタゴンチャート入門』(東洋経済新報社)、『これでわかった!投資信託』(PHP研究所)、『まんがよくわかるシリーズ お金のひみつ』(学研)など多数。

 

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わお!テクニカル分析の鉄人のお話が聞けるんだね!アガるぅ~
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わ、私なんかが理解できるのでしょうか……
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大丈夫なのだ!
それでは川口さん、早速ですがよろしくお願いしますなのだ~

侮るなかれ!移動平均線の大切さ

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川口さん、よろしくお願いします!
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お手柔らかにお願いします……
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はい、よろしくお願いします
まずはじめに言ってしまうと、移動平均線の考え方を習得すればテクニカル分析のおよそ半分近くを習得したと言ってもいいぐらいです
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えー!そうなの!?
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いきなり衝撃的な発言です……
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この移動平均線を学ぶということはテクニカル分析の基本中の基本であり、いろんなものに移動平均の考え方が応用されています
これをマスターすれば飛躍的にテクニカル分析の力を伸ばすことができると思います
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でもさ、MACDとか一目均衡表とかなんだか派手でかっこいいし、最初からそっち使いたいなーなんて思ったりするんだけど……
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確かになんだか良さそうな感じはしますが、移動平均線を知ってからそれらを眺めることで初めて視野が広がるものですので、最初から使っても使いこなせないところが多いんです
移動平均線がテクニカル分析の教科書の最初に出てくることには意味があるということですね
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えー、そっかぁ……
じゃあ、移動平均線だけで判断しちゃってもいい?
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それは、流石に極端かと……
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移動平均線だけで全然勝負できます!
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え……!!
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いいの!?
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移動平均線はテクニカル分析の基本の「き」です
舐めたらいけませんよ
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失礼しました!
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それでは、移動平均線の基本からしっかり学んでいきましょう

移動平均線を基本から学ぼう

おさえておきたい3つの特徴

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まず初めに、移動平均線の3つの特徴をしっかり押さえておきましょう

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とりあえず、この3つだけ覚えておけばいいの?
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非常にシンプルですが、ポジションを考える際に非常に役に立つのがこの3つです
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OK!まずはこの移動平均線の3つの特徴を頭に叩き込んでおくことが大事だね!

移動平均線のパラメーター

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そして次に、移動平均線で大事になってくるのがパラメーターという数字です
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パラメーター……とはなんのことでしょう?
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例えば、日足を見ている時に何日の移動平均線にすればいいのか、週足なら何週の移動平均線がよいのかという、この何日・何週の数字をパラメーターと言います

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このパラメーターは、その時の形状と通貨の相性をみながら積極的に変えていってみてください
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あの……パラメーターはそんなにコロコロと変えたらいけないと聞いたことがあるのですが……
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そうですね、すでに相性の良いパラメーターが見つかって、自分のスタイルが定まったにも関わらずパラメーターをコロコロ変えるのはあまり良くないですね
ですので、まずは相性の良いものを見つけるために積極的にパラメーターを変えていきましょう、と言うことです
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まずは自分に合ったパラメーターを探すことから始まるわけですね……
ちなみに川口さんが使っているパラメーターは決まっているのでしょうか?
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日足は10日と20日の2本を使っていますよ
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3本ではなく2本だけ表示しているんですか……
テクニカル分析に長けている人はたくさん使っているものだと勝手に思っていましたが……
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僕は2本派ですね!3本だと画面が見づらくなっちゃうんで(笑)
あと、なにより伝えたいのは、自分の「これで攻めたい」と思う時間の軸(日足・週足など)はしっかり持つということです
例えば「日足で分析するのが良い」となったら、まずはそれを自分のスタンスとして大切にしてください
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私のように人の意見に流されてばかりではダメですね……どこかで楽をしようとしていたのかもしれません……
ちゃんと根拠をもって、それに伴って検証を行っていくことが大切……
まずは自分のスタンスをしっかり持つことから始めてみようと思います

移動平均線の特徴をチャートで見る

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こちらが10日移動平均線を表示させたドル/円の日足チャートです
さきほどの移動平均線の特徴が見られると思います

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100発100中はないけれど、この移動平均線を見ているだけでも圧倒的にプラスになっているかと思います
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確かに移動平均線を見て取引していたら、良い感じだね!
でもさ、移動平均線って実際の価格の動きよりちょっと遅く反応するよね?
できれば一番安いところで買って一番高いところで買いたいんだけど、どうすればいいの?
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ドンピシャで「流れが変わりました」と言い当ててくれるテクニカル分析は、残念ながらありません
少なくても高値・安値付近でトレードをするということを割り切った方がよいですよ
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そうだよね~、それがわかったら苦労しないよね~
でも、移動平均線を引いただけでもかなり取引しやすそうになったのが見てわかるよ!

ゴールデンクロス、デッドクロスのダマシと勝率

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次にお話するのは、テクニカル分析で最初に勉強するであろう長・短期移動平均線を使った売買シグナル「ゴールデンクロス」「デッドクロス」です

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これは皆さんもよく参考にされている売買シグナルですね
私も気にしたりしています
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実は、これね……
精度が悪いんですわ……
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え……!?
ゴールデンクロスなら買い、デットクロスなら売りで間違いないと思ってたのに……
ダマシが多いってことでしょうか?

▼ダマシについて知りたい人はこちらをチェック
www.gaitame.com

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私、昔ゴールデンクロスとデッドクロスの精度について分析したことがあるんです
過去3年間のドル/円の値動きから、ゴールデンクロス・デッドクロスをした場合どうなるかをプログラミングしたものがあるので、ちょっと見てみましょう

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サイコロで偶数が出るか奇数が出るか当てるより精度が悪いですね……
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そうなんです、それほどゴールデンクロス・デッドクロスが当たるのは難しいということです
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では、ゴールデンクロスとデッドクロスは使えないということでしょうか?
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いえ、きちんと機能する時はあります
これを見てください

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確かに、大きな上昇が始まる時のゴールデンクロスは機能しているように見えます
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そうなんです!
ただし、逆に言うと短いトレンドの時のゴールデンクロス・デッドクロスというのはダマシがすごく多いということです

なので、私は移動平均線を見て売買するほうが良いと思っています
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単純にゴールデンクロスだから買い、デッドクロスだから売りと判断するのは危なそうですね……
肝に銘じておきます

移動平均線と価格の位置

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さて、先ほどから私は移動平均線を見て売買をしていると言っていますが、その移動平均線と価格の位置には4つのパターンがあります

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では、ここで問題です
この4つのパターンの中で、どこで買うのが一番良いと思いますか?
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んー、やっぱり一番おいしいところで買いたいから……最安値の②かな!
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確かに、みなさん利益は大きい方が良いですから、最安値の②を選ぶ人が多いですね
だだし、長・短期移動平均線より価格が下のところは最安値ではあるんですが、ここではまだまだ下落する可能性もあるんです
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そっか、買ってすぐ下落したんじゃ意味ないもんね……
じゃあ長・短期移動平均線を飛び出したところの①は?
これから上昇しそうだし、良さそう!
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長・短期移動平均線より上に位置する①もゴールデンクロスの手前だし、まだ上がりそうだし、良さそうに思えるのですが、実は高値を付けるのも長・短期移動平均線よりも上なんです
つまり、①の時点で流れが変わってしまうリスクがあると考えられます
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えー、じゃあどこがいいのー?
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私が一番良いと思うのは、長・短期移動平均線の間に位置する④です!
短期の移動平均線より上で、長期の移動平均線より下に入った通貨というのは、出直った可能性のある通貨なんです

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これが、移動平均線の特徴を使った考え方です
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短期の移動平均線より上で、長期の移動平均線より下に入った通貨は売買チャンスかもってこと!?
早速ぼくちんもチャートを見て探してみよう~

テクニカル分析はどんな相場にも有効?

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あの……根本的なところをお聞きしますが……
テクニカル分析ってどんな相場にも有効なものなのでしょうか……
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はい、価格がある以上どんな相場にも有効ですよ
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じゃあさ、為替相場ってあんまり動かない時とかすごく荒れてる時とかあるけど、どっちの相場の時に有効なの?
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テクニカル分析には、それぞれ得意な場面というものがあります
今回お話した移動平均線はあくまでトレンドに強いテクニカル分析ですので、しっかりとトレンドが出るところ、もしくはトレンドが出ているところで強みを発揮します
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相場があまり動いてないときは使えないということでしょうか……?
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そういう時は、買われすぎ・売られすぎを示す「オシレーター系」と言われるテクニカル分析が効果を発揮します
テクニカル分析には大きく分けて「トレンド系」と、買われすぎ・売られすぎがわかる「オシレーター系」の2つの種類があります
相場の場面ごとに、それぞれ1つずつ得意技を持っていた方が良いと思いますよ
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なるほど、テクニカル分析同士で弱点を補っていくわけですね……勉強になります……
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なにより、こんな移動平均線の見方があるってぼくちん知らなかったよ!
今までの移動平均線の使い方は少し間違ってたかもしれないね~
やっぱり基本が大事!川口さん、教えてくれてありがとー!

 

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皆さんもテクニカル分析の基本の「き」でもある「移動平均線」を改めて理解できたかな?
今回のお話は動画でも見られるのでよかったら視聴してみるといいのだー
この記事内では紹介しきれなかった有用な情報が見つかるかも!?

過去の「まんが!週刊FX」記事はこちら

kawaguchi.jpg 川口一晃 氏
1960年北海道生まれ。1986年、銀行系証券会社(現・三菱UFJモルガン・スタンレー証券)入社。その後、銀行系投資顧問会社(現・三菱UFJ国際投信)、国内投信会社(三洋投信)にて11年間ファンドマネージャーを務める。1996年末、ブルームバーグLP入社。アプリケーションスペシャリストとして株式、投信を中心に分析ツールの開発に従事。その後、外資系証券会社を経て、独立し、2004年にオフィスKAZ代表取締役に就任。相場の世界ではチャートの鉄人として特にペンタゴンチャートの第一人者として知られている。現在では、テレビ・ラジオ等で番組レギュラーを持つなど各種メディアで活躍。独特のやさしい語り口には定評がある。また、沖縄金融特区や「日銀親子で学ぶお金の教室」等で講師を、日本ファイナンシャル・プランナーズ協会では社会教育推進委員会委員を務めるなど金銭教育分野でも活躍。著書に『「株」と「為替」をチャートで読む』(明日香出版)、『神秘の株価予測法 ペンタゴンチャート入門』(東洋経済新報社)、『これでわかった!投資信託』(PHP研究所)、『まんがよくわかるシリーズ お金のひみつ』(学研)など多数。
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