2022年9月7日
【ドル/円】:一段の上昇へ。押し目買い方針継続。
ドル/円は、高値圏で引ける大陽線の出現となり、この足が上値抵抗として働いていた141.10-20の抵抗をすり抜けており、新たな上昇トレンド入りした可能性が生じています。一方で、9/5の140.20(安値140.12)から昨日の143.00(高値143.07)まで押し目の無いまま既に280ポイントの上昇を見ており、ドル/円の短時間での一相場の傾向である180~220銭を大きく超えています。短時間ではオーバーシュートの領域にあることから、本日中にも軽いガス抜きが入る可能性が高いと見ます。 買いは142.60-70で押し目買い。急落した場合の下値余地を142.00-10まで見て置く必要があります。損切りは141.70で一旦撤退です。売りは様子見か、143.70に損切りを置くなら143.40-50で軽く試し売り程度に。浅い利食いも着実に。 短期トレンドは141.00割れで“ニュートラル”な状態に戻しますが140円を割り込んで越週しない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 日足の上値抵抗は143.60-70,144.40-50,145.00-10に下値抵抗は142.00-10,141.40-50,141.10-20にあります。
【ユーロ/円】:上昇余地がさらに拡がる可能性が点灯中。押し目買い方針継続。
ユーロ/円は、東京市場で前日足から上寄りのスタートとなり、高値圏で引ける大陽線で終えています。日足、週足ともに新たな上昇トレンドに入った可能性を示唆しており、押し目買い方針継続です。買いは141.10-20で押し目買い。損切りは140.40で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は142.00-10,142.30-40,142.80-90に、下値抵抗は141.10-20,140.50-60,139.90-00にあります。短期トレンドは139.50以下で終えない限り、変化しません。また142.30-40の抵抗を上抜けて越週した場合は144円超えトライの動きが強まり易くなります。
【ユーロ/ドル】:戻り売り方針継続。
ユーロ/ドルは反落。トレンドは弱いままですが下げ渋りの傾向も見られるので、突っ込み売りにも注意が必要です。但し0.9800を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが生じます。買いは様子見です。売りは0.9970-80で戻り売り。損切りは1.0030で撤退です。上値抵抗は0.9970-80,1.0020-30,1.0050-60に、下値抵抗は0.9900-10,0.9860-70にあります。短期トレンドは1.0100超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻します。
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