FX/為替「パラパラめくって相場をサクッと振り返られる！書籍「外為白書」の活用方法」まんが！週刊FX 2022年6月10日号

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と～っても忙しい人に、まんがでお届けするＦＸ。
今回おさえておきたいネタはこれだ！

今回のお題は「外為白書」

制作・編集：外為どっとコム総合研究所

トレードは復習が大事というけど…

: トレードは復習が大事っていうけどチャートで過去の動きみても何があったのかよくわからないんダッケ
: タケちゃん悩んでいる様子だね？どうしたのだ？
: トレードは復習が大事って聞くからアプリで過去のチャートを見てるけどよくわからなくって・・・そのとき何があったのかニュースをさかのぼるのも大変ダッケ・・・
: そんな悩めるタケちゃんにぴったりな書籍を紹介するのだ！外為白書っていいます！

: がいためはくしょ～？
: 詳しく紹介させてください！
: は、はい！

全部読んでもヨシ！必要なところだけでもヨシ！外為白書ってなに？

: 「外為白書」は外為どっとコム総研が毎年発行している書籍なのだ

外為白書とは

: ギュッと情報が詰まってる書籍なんだダッケ？
でもタケちゃんは本を読むと数ページめくるだけで眠くなってくるんダッケ・・・
いつも寝ちゃうから今まで本を1冊読み切ったことがないんダッケ・・・
: 全部読まなくても大丈夫！必要なところを読むダケだけもとっても役立つのだ！
: え～そんなこと言っていいんダッケ？上の人に怒られるんじゃ・・・
: 本当は全部読んでほしいけど！
まずは必要なところダケでも読んでもらえたらと思うのだ
: 必要なところダケでいいんだ～

外為白書で過去の値動きを知る！

: 冒頭でタケちゃんは復習のためにチャートを見てるって言ってたね？
: 「相場は繰り返す」ってよく聞くから過去のチャートを眺めてたら何か見つかるかなあ～って思ったんダッケ
: 「何か見つかるかなあ～」よりも何かに注目してチャートを見てみるのはどう？たとえば経済指標の発表があったときのチャートとか！
: たしかになんとなく眺めてるよりは発見がありそうダッケ
: 為替に影響ある経済指標はいくつかあるけど今回はGDP（国内総生産）で見てみようなのだ。ちなみに、GDPはGross Domestic Productの略で、その国の経済力を見る目安となっている指標なのだ
: GDPはなんとなく聞いたことがあるんダッケ
: 一般的にGDPの数値が大きい国の通貨は信頼度が高いと言われているのだ。だからGDPが大きくなると、その国の通貨は買われやすくなって、結果的に通貨の価値も上がるのだ
: 過去のGDP発表時のチャートを見てみるダケ～

2021年7月29日
米４－６月期ＧＤＰ・速報値は前期比年率＋６．５％と１－３月期( ＋６．３％) から伸びが加速したが、予想( ＋８．４％) には届かなかった。
（株式会社外為どっとコム総合研究所. 外為白書２０２１（第１２号） (Kindle の位置No.391-395). ）

: あれ！前期から伸びが加速したのにドル/円は下がっちゃったんダッケ
: 結果としては前期よりも良かったんだけど、予想に届かなかったのだ。だからみんなガッカリしちゃってドルを売っちゃったのだ
: なるほど・・・予想に対して良かったのか、悪かったのかが大事なんだね～！勉強になっタッケ。
今のところってどこに書いてあったの？
: 今のところは外為白書２０２１（第１２号）に書いてあるのだ

: これが実際の外為白書の中身ダッケ？
: そうなのだ！
: その月の為替相場に影響を与えた出来事だったり、チャート画面が1ページにまとまっているから、この時にどのような値動きがあったのか振り返りやすくて勉強になるんダッケ
: そんな感じで12カ月分のドル/円相場の振り返りが掲載されているのだ
ドル/円だけじゃなく、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円といった人気通貨ペアの振り返りも載ってるのだ
: ボリューム満点！
: 外為白書では1年分の値動きをおえるから、過去の値動きのおさらいだけじゃなくて市場がどう変化していったのかも分かる！
: チャートの動きダケじゃなくて市場のテーマが何だったのか何が注目されているのかを知って、次のトレードに活かしていきたいんダッケ
: 同じようなことは起きないけど似たようなことは起こるかもしれないしね！だから復習は大事なのだ！
: 外為白書を使って復習をするダケ～！

過去の外為白書も併せて使ってみる

: この外為白書ですが10年以上発行を続けている書籍なのだ
: 毎年発行しているって言ってタッケ・・・つまり10冊以上もあるってこと！？
全部を読むのは難しいんダッケ・・・寝てしまう・・・
: さっきも言ったけど全部を読む必要はなくて、必要なところダケでOK！
もちろん、どの年の外為白書も内容が充実しているから全部読むと今までの相場の大きな流れが分かるので勉強になると思うのだ！自分に合った活用法を見つけてほしいのだ
: 過去なにがあったか気になるときは外為白書を使えばいいんダッケ？
: そうなのだ
: じゃあこういう場合も使えるんダッケ？

: 外為トゥデイを読んでたら見つけたんダッケ
これは4月20日の外為トゥデイなんだけど、2015年6月以来ってあったんダッケ
この時なにがあったかタケちゃん気になるんダッケ
: インターネットで調べるのもいいけどこういう時に外為白書をつかうのだ

: 外為白書2014-15(第6号)を見てみると、当時はECBがインフレ見通しを引き上げたことからユーロ高が進んだのだ
: だけど、チャートを見ると下旬にドーンと下げてるんダッケ。この時なにが起こっていたんダッケ？
: ギリシャ債務危機再燃してユーロ離脱の可能性などでユーロが危うかったんだけど、すぐに反発したのだ
: なるほど～！29日の大きな陽線はそういうことなんだ
: 2015年6月のページだけ読むのもいいけど、その月の前後も読んでみるとより当時の相場の流れがわかると思うのだ
: 最近の出来事はサクッと検索すれば出てくるけど昔の情報ってなかなか探すのが大変なんダッケ・・・
でも外為白書ならパッと開くだけで当時の相場の空気がわかるんダッケ
: そうそう！だから最新号の外為白書12号は2021年の相場について書いているから、最近のことを振り返るのにも便利だけども、これは10年後、20年後にさらに役立つのだ！
: Webの記事だとある日突然消されてしまってもう見れない！ってことがあるけど書籍ならそういう心配もないんダッケ
: そうなのだ！外為白書は未来に役立つ一冊と言えるのだ！みなさん是非手に取ってみてほしいのだ！

外為白書最新号のご紹介

: この度最新号の「外為白書2021（第12号）」が完成しましたのでご紹介するのだ。外為白書のメインパートは「第1章の相場のあゆみ」！ページを開くだけでその年のその月の値動きをサクッと振り返れるのだ

: ローソク足に重要な出来事があったところにフキダシで日付が記されているからわかりやすいんダッケ
: それからＳＮＳで人気の「マンガで解説！ベレーちゃんのイヤリービュー」もあるのだ

: マンガで解説！パッと見るダケで一年間の相場が振り返れる！（いつかタケちゃんもここに載りたいんダッケ・・・）
: それから第2章特集は、その年のマーケットのトピックスが盛りだくさん！
今年のテーマは「コロナ禍からの経済復興」で、「2021年の世界経済を振り返る」「2021年のFOMCを振り返る」「2021年原油市場回顧録」「2021年暗号資産はこう動いた」「暴落トルコリラの1年」といった内容なのだ。

: さらに「第3章　業界の歩み」では、FX業界の概要をまとめているのだ

: FX業界のことが知れるのは貴重なんダッケ～
: そして「第4章　FX投資家アンケートによる実態調査」では外為どっとコム協力のもと毎月定期的にアンケートを行っていてその調査結果をまとめたのだ。延べ10652人の回答結果をまとめているのだ

: 個人投資家の動向が知れるのは面白い～
: 外為白書2021(第12号)の詳細はコチラをご覧くださいなのだ
※外為どっとコム総研のHPへ移動します

今回のまとめ

: タケちゃん、外為白書のことわかったかな？
: 少しずつ必要なところダケでも読んでみようと思っタッケ～。外為白書を読んで、事前に為替相場の復習をやっていれば、似たような出来事が起きたときにより早く対応できるようになるダケ！
ところで外為白書はどこで読めるんダッケ？
: Amazonで販売しているのだ！Amazonの電子書籍版（Kindle）もあるのだ。電子書籍の定額読み放題Kindle Unlimitedにも対応しているので、過去の外為白書が読み放題なのだ！
: 電子版もあるのはうれしい！
: それから、外為どっとコム総研は全国の1300館以上の大きめな図書館に外為白書を寄贈しているのでお近くの県立、市立図書館や大学の図書館にあるかもしれないのだ
: 早く最新号が読みたいんダッケ♪
: ただ、12号は発売準備中なのだ～
発売日が決まったら外為どっとコム総研のHPで告知するのでチェックしてほしいのだ
（外為どっとコム総研のHPはコチラから）
: 待ち遠しい！要チェックなんダッケ
: それでは最後にまとめなのだ