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FX「再び20円台。経済活動再開。上海株・人民元反発、PMI改善」人民元見通し

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総括

FX「再び20円台。経済活動再開。上海株・人民元反発、PMI改善」人民元見通し

(通貨6位(6位)、株価13位(14位))
予想レンジ 人民元/円 19.8-20.3

(ポイント)
*9日連続陽線で20円台へ。年初来高値更新へあと一息
*5月各種PMIは軒並み改善
*上海再開、ロックダウン解除
*自動車販売回復
*格付け維持
*米は対中関税軽減か
*金融政策は穏健
*今週は貿易収支、消費者物価の発表あり
*株価も上昇
*多くの経済対策を打ち出す
*世界はQUADやIPEFで中国を切り離す
*5年物最優遇貸出金利(ローンプライムレート)を引き下げ
*4月貿易収支は輸出が伸び、輸入伸びず黒字が拡大した
*米銀が2022年の成長見通しを下方修正 中国は5.5%目標堅持

(マイペース中国)
 欧米のロシア経済制裁に加わらず、独自のゼロコロナ対策を行うマイペースの中国であるが、経済は好転の兆しが出てきた。ゼロコロナ政策を解除し始め、上海は経済活動を再開した。製造業などPMIも好転してきた。自動車生産も回復。株価も人民元も上昇してきた。

(5月財新のサービス業が改善)
 5月の政府版や財新の製造業PMI、政府版非製造業PMIに続き、財新のサービス業PMIも改善した。回復の目安となる50はまだ超えていないが前月からは回復した。5月財新サービス業PMIは41.4と前月の36.2から上昇した。

(5月乗用車販売は前月比30%増)
5月の乗用車小売販売台数は前月比30%増の135万台となった。新型コロナウイルス対策で落ち込んだ市場の回復に向け、当局が刺激策を展開したことを受けた。
前年比では17%減だった。 

(格付け)
 フィッチは、中国の格付けを「Aプラス」に据え置いた。見通しは「安定的」。強固な対外財政などの要因を理由に挙げた。

(さらに中国への追い風、関税引き下げ)
 米国通商代表部(USTR)のビアンキ次席代表は、バイデン政権は中国との通商関係を巡り関税引き下げや新たな通商調査など全ての選択肢を検討していると述べた。
 USTRは中国に関連した長期的な課題に対処し、「理にかなった関税体系を確保する」ことを目指していると説明。「われわれは全てに目を向けており、市場ベースでない慣行や経済的支配といった懸念事項に焦点を当て、中国との関係を再び長期的に再編することに注力している」と述べた。
バイデン政権は高インフレへの対応を模索しており、業界団体は企業や消費者の負担を軽減するため関税引き下げを求めている。

(今週は貿易収支や消費者物価の発表あり)
今週は5月貿易収支も発表される。4月はまったく伸びなかった輸入が小幅増加する見込みだ。また5月消費者・生産者物価も発表されるが、物価は日本同様に欧米に比し落ち着いている

テクニカル分析(人民元/円)

9日連続陽線で20円台へ。年初来高値更新へあと一息

日足、ボリバン2σ下限から9日連続陽線で雲の上へ、ボリバン2σ上限。6月7日-8日の上昇ラインがサポート。4月20日-6月8日の下降ラインが上値抵抗。5日、20日線上向き。
 週足、ボリバン中位から反発している。4月18日週-5月30日週の下降ラインを上抜く。5月23日週-30日週の上昇ラインがサポート。
 月足、ボリバン3σ上限から下落、4月は上ヒゲが長く5月は下落。ただ5月の下ヒゲで6月は再上昇。3月-5月の上昇ラインがサポート。雲の上。
年足、21年は大陽線。20年-21年の上昇ラインがサポート。15年-21年の下降ラインを上抜いて22年スタート、ここまで陽線。



チーファンラマ

人民銀、穏健な金融政策を強化へ

 人民銀行の潘功勝副総裁は、人民銀は穏健な金融政策を強化し、景気支援措置を適切に前倒しで実施していくと表明した。さまざまな手段を用いて流動性の注入を拡大し、経済における潤沢な流動性を維持すると述べた。
経済成長、雇用、物価を安定させるとし、金融機関は慎重な経営を継続しリスクを防止すべきと指摘した。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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