読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧

FX「対円18.69、2015年12月以来の高値更新、中国株急落でも上昇」人民元見通し

f:id:okinawa-support:20190828090212p:plain

 

総括

FX「対円18.69、2015年12月以来の高値更新、中国株急落でも上昇」人民元見通し

(通貨3位(3位)、株価8位(6位))

予想レンジ 人民元/円 18.4-18.9

(ポイント)
*人民元は年初来最高値更新。2015年12月以来の高値
*2022年に入ってからの貿易収支、製造業PMI、小売売上、鉱工業生産が改善
*株価は3月急落も政府の景気支援策で下げ止まる
*株価急落はウクライナ危機、米中対立激化、コロナ感染拡大などによるもの
*1人当たりGDPが世界の「高所得国」入りに近づく
 *消費者物価は低い
*2022年のGDP目標は5.5%
*軍を海外派遣する根拠法を整備へ
*中国の外資導入は昨年再び過去最大
*EU、中国と4月1日に首脳会談へ
*2021年の対米黒字が1兆ドル超え
*米国は中国の半導体企業に制裁を加えたため半導体が不足している
*海外投資家による中国国債保有高が最高
*21年のGDPは前年比8.1%増で、予想の8.0%増を上回った。

(年初来高値を更新、対円18.615をつけた)
 好調な経済指標と落ち着いたインフレ、膨大な貿易黒字で人民元は上昇している。今週は年初来高値を更新18.69。2015年12月以来の高値でもある。
 ただバスケット制度という半ば管理相場なのでその上昇ペースは緩やかだ。

(好調な経済指標)
 世界の主要な国がインフレで苦しんでいるが中国の消費者は落ち着ている。また1-2月の貿易黒字拡大、2月製造業PMIと指標は好調だ。
 今週発表された経済指標も先ず先ずだ。

*1-2月の鉱工業生産は前年同期比7.5%増加し、予想の3.9%増を大きく上回った。昨年12月は前年比4.3%増だった。
*1-2月の小売売上高は前年同期比6.7%増。予想の3.0%増を大きく上回った。春節(旧正月)連休に消費需要が高まり、昨年12月の1.7%増から伸び幅が拡大した。
*1-2月の固定資産投資も前年同期比12.2%増え、予想の5.0%増を上回った。
 経済の前向きな変化が強まっているが、足元の新型コロナウイルス感染拡大を注視する必要があるようだ。

(劉鶴副首相の景気支援策で中国株が大幅反発、3月16日)
 劉鶴副首相は3月16日、資本市場にとって好ましい政策措置を打ち出す方針を示した。市場に悪影響を及ぼす可能性がある措置は慎重に公表するとした。
劉副首相は資本市場の安定を維持する考えを示した。景気支援で金融政策が主導的役割を果たす必要性にも言及した。
 1Qに景気支援策を講じるとも表明。不動産部門のリスク防止・解消に向け、強力かつ効果的な対策を講じる方針も示した。中国本土の規制当局が、金融市場の安定について、香港の規制当局との対話・調整を強化するとも発言。
米国上場の中国企業を巡る米中規制当局の協議には前向きな進展が見られ、具体的な協力計画について作業を進めているという。海外上場を目指す中国企業を政府が引き続き支援するとも述べた。

*3月に入ってからは中国や香港の株が大幅下落していた。上海総合指数は3月4日の高値3500.29から3月16日には一時3023.3をつけ476.99ポイント、13.6%下落していた。
劉鶴副首相発言で3月16日は106.75ポイント。3.43%反発した。
 年初来ではウクライナ危機、米中対立、コロナ感染拡大で12.99%下落している。

 

テクニカル分析(人民元/円)

堅調 年初来高値更新

日足、ボリバン2σ上限を上抜け3σ上限に近づく。3月15日-16日の上昇ラインがサポート。5日線上向き。はるか雲の上。
 週足、ボリバン2σ上限を上抜き3σ上限に近づく。2月21日週-3月7日週の上昇ラインがサポート。
 月足、ボリバン2σ上限に沿って上昇。1月-2月の上昇ラインがサポート。雲の上。
2020年8月より月足の陰線は2回だけ(18か月で、寄り引き同時が1回)。 
年足、21年は大陽線。20年-21年の上昇ラインがサポート。15年-21年の下降ラインを上抜いて22年スタート、ここまで陽線。

f:id:okinawa-support:20220317085017j:plain



チーファンラマ

1人当たりGDPが世界の「高所得国」入りに近い

 中国の2021年の1人当たりGDP(名目)は前年比8.0%増の8万976元(約145万7,600円、1元=約18円)となった。2021年通年の人民元の対ドル平均レートで計算すると1万2,551ドルになった。
 中国の1人当たりGDPが世界銀行の分類する高所得国の基準ににあとわずかで到達するとし、早ければ2022年中に、為替レートの変動があったとしても遅くとも2025年までには高所得国入りするとの見通し。(世界銀行は、1人当たり国民総所得(GNI)が1万2,695ドル以上の国・地域を「高所得国」と分類)
なお中国の2021年の名目GDPは約114兆4,000億元で、ドル換算では約17兆7,000億ドルだった。中国の経済規模が世界経済全体の18%を超える規模となっている

情報提供元:FX湘南投資グループ
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたしま す。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。 なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、FX湘南投資グループグならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。