動画配信期間:2021/7/16~
日本のメガバンクで為替のプロディーラーとして活躍され、その後は独立し上海でコンサルティング会社を運営されている戸田裕大氏が登壇!
戸田氏の豊富なトレード経験から導き出されたFX「失敗」の原因とは?どのようにすれば失敗を回避できる?このセミナーでしっかり学び、FX投資家としてのステップアップを目指しましょう。
また、当日はスワップポイントが魅力的な人民元/円トレードのコツや注意点も解説いただきました。他にはない贅沢なセミナーを是非お見逃しなく。
(動画3:14頃から)
①インプットについて
FXのプレイヤーというのは大きく分けて2つ。1つは実需、2つ目は投機。 実需は輸出入(貿易やサービス)、資本(M&A)に分かれる。投機はフェアバリュー、将来のマクロ経済政策、国際政治リスク、チャート、ポジションの傾き(IMM通貨ポジション、オーダー状況など)、災害、投資家心理(VIX指数など)に分かれる。 実需は永続的、投機は刹那的に相場に影響を与えるようだ。この2から情報をインプットする必要がある。
(動画15:09頃から) 正確な情報のインプットについて。 真に役立つ情報は
1.データやファクトそのもの(経済指標、要人発言、現地調査)
2.データやファクトに基づく分析
3.即時性の高い情報(Twitterの活用)
4.貴重な情報には十分お金を掛けよう
とのことだ。
(動画23:08頃から)
②アウトプットについて。
まずはファンダメンタルズ分析。 適正価格のアプローチと傾向のアプローチ、2つからなるアプローチが重要。
適正価格のアプローチとは
1.経常収支(黒字or赤字)
2.物価(デフレorインフレ)
3.金利差(高いor低い)
4.資金量(多いor少ない)
5.資源価格(高いor安い)
の5つ。
傾向のアプローチとは
1.時間帯(オセアニア、アジア、欧州、北米)
2.日付(祝日、イベント)
3.曜日(週初、週末、ゴトー日、期末)
の3つからなる。
テクニカル分析についてはぜひ本編をご確認ください。
(動画56:24頃から)
中国投資、人民元の魅力について。
人民元/円(CNH/JPY)は1年間で約14.6%の上昇。これはドル円やユーロ円には見られない動きだとチャートを使って解説いただきました。
また、「よくある誤解」について。
1.中国投資はリスクが高い
・党を脅かす企業への株式投資のリスクは高いが、通貨や国債は国の権力の象徴であり是が非でも守るのでリスクはむしろ低い。
・米中対立のリスクは残るが、各国と中国の経済はすでに切り離せない状況。「デカップリング」は困難。
2.官製相場制
・日本と同様
・中国は日本の金融政策から学んでいる
3.中国の情報は
・オセアニア通貨や他の新興国と比べて豊富な情報。
・漢字で情報を取得できるのは日本人だけのメリット
・マネ育チャンネルの戸田氏執筆のレポートをチェック!
代表を務めるトレジャリー・パートナーズでは専門家の知見と、テクノロジーを活用して金融マーケットの見通しを提供。その相場観を頼る企業や投資家も多い。 三井住友銀行では10年間外国為替業務を担当する中で、ボードディーラーとして数十億ドル/日の取引を執行すると共に、日本と中国にて計750社の為替リスク管理に対する支援を実施。著書に『米中金融戦争─香港情勢と通貨覇権争いの行方』(扶桑社/ 2020 年)『ウクライナ侵攻後の世界経済─インフレと金融マーケットの行方』(扶桑社/ 2022年)。
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