と～っても忙しい人に、まんがでお届けするＦＸ。
ＦＸの基礎知識を楽しく紹介していきます。
今回はラ・ビッド氏とタケちゃんがファンダメンタルズ分析の王道、経済指標について学びます。
▼経済指標って役にたつの？
▼経済指標はソフトとハード
▼経済指標、どこを見たらいいの？
▼特選！経済指標はコレをみよう
▼市場のムードで注目指標は変わる！
ラ・ビッド氏
売るのが大好き、筋金入りのショーター
フランスかぶれで頭にバゲットを2本格納している
タケちゃん
ベレーちゃんに拾われたキノコ
いわゆる食べてはいけないやつ
ベレーちゃん
宇宙人で住所は不定の外為総研・研究員
夢はでっかく中銀総裁！らしい
経済指標って役にたつの？
- ボクもFXのレポートをサクサク読めるようになってきたんダッケ～
えーと、「今日の経済指標」？ まあスルーでいいや 
- このキノコ！気軽にスルーとか聞き捨てなりませんねえ
- だって～、役にたつのコレ？
- 役に立つというよりも経済指標はトレード判断するときの基本情報なのです
おろそかにしてはならんのですねえ - あれー、そうなの？
- あと市場はこういうデータを見てムードを形成していくものです
我々のようなトレーダーも意識する必要があるのですねえ - でもなーんか難しそうダッケ
種類もすごく多いし・・・ - そう見えるだけ！
種類を分けて、重要なものだけ見ていけばいいですねえ
経済指標はソフトとハード
- 経済指標の種類ってどういうこと？
- 経済指標は大きく分けてソフトデータとハードデータがありますねえ
- ソフト？ハード？やわらかいのと固いのがあるの？
やわらか～い
固いぞ - ちょっと違いますねえ
ソフトデータというのはアンケートでデータ収集したもので、景況感の度合いなどをはかるものですねえ
- たとえば「これから景気悪くなる気がするなあ・・・」といった人々の空気感を表したものですねえ
先行きの景況感などを表すもので「先行指標」とも呼ばれますねえ - へー、予感みたいなものダッケ
- で、ハードデータというのは物価や雇用者数など客観的でハッキリしているものです
これは過去の事実を表すもので「遅行指標」とも呼ばれますねえ
- なるほど～、通信簿みたいなものダッケ
- まあそうですね
未来を表すものが先行指標（ソフトデータ）、過去の事実を表すものが遅行指標（ハードデータ）と覚えてください
経済指標、どこを見たらいいの？
- 経済指標が2種類あるってのはわかったんダッケ
でも経済指標カレンダーをみても見方がよくわからないんダッケ～ - 数字は基本的に予想と結果をみればOKです
特に予想に対して結果が良いか悪いか、というのを市場参加者は見ていますねえ
- 予想と結果？
なんでそんなの気にするんダッケ - たとえば、お年玉をたくさんもらえると期待していたのに雀の涙だったらガッカリするでしょ？
- あ、よくわかるんダッケ～
そういえばお正月にベレーちゃんからお年玉をもらったんダッケ - へー、炭酸の抜けたコーラを3日に分けて飲むやつがよくくれましたねえ
- 市場もボクと同じような気持ちってこと？
- そうですねえ
良い結果を予想していたのに悪い結果が出るとガーンと売られてしまったりします - 反対もあるの？
- もちろん
悪い予想をしていたところに良い結果が出るとドーンと買われたりするんですねえ
特選！経済指標はコレをみよう
- いろいろ聞いて、経済指標をきちんと見るようにしたんダッケ
- お、いい傾向ですねえ
- でも、数が多すぎてよくわからないんダッケ
全然2種類に見えないんダッケ～ - そういうと思って最低限みておくべき経済指標をまとめておきました
アローン！
- え、これだけダッケ？
- ほんとに最低限ですがね
まずはコレだけを注目してみて、経済指標との付き合い方を学ぶとよいですねえ - よーし、これからは経済指標だけみて生きていくんダッケ～
- この毒キノコ！まーた極端なことを
最初に言ったように経済指標はファンダメンタルズの基礎中の基礎！
これを土台にしてニュースやレポートもよく読んで、トレードアイデアを作っていくのが基本ですねえ - ショボン
でもなんか面倒くさそうダッケ - トレード日記についでに書いておけばいいですねえ
市場のムードとか相場の流れもわかるようになってきますねえ - でもでも初心者なんで～
なんかいいのないダッケ？ - しょうがないですね
では外為トゥデイを参考にすればいいですねえ
- へー、こんなのあるんダッケ～
- 外為トゥデイには経済指標の結果と値動きが載っていることがよくありますねえ
これを見ながら考え方をトレーニングしていくのですねえ
市場のムードで注目すべき指標は変わる！
- あれから毎日、経済指標をチェックするようになったんダッケ～
- うんうん、よい調子ですねえ
- 経済指標とチャートを一緒に眺めていると、ハードデータよりソフトデータのPMIのほうが相場が動く気がするんダッケ
- お、いいところに気がつきましたねえ
いまはコロナの影響で景気が落ち込んでいるんです
で、市場はこれから回復するかどうかを気にしているんですねえ - だから予想よりも悪いと「みんな思ったより絶望している！」ということで売られるんダッケ
- そういうことですねえ
- じゃあハードデータなんていらないんダッケ
ポイッと～ - 捨てるなーーこのデラキノコ！
ハードデータ（遅行指標）だって、予想と大きく違っていたら注目を集めるんですねえ - え、そうなの？
- 当たり前ですねえ
というか「実際はすごく悪かったんだ！？」と市場が驚いてめちゃ動くときだってあるんですねえ - ショボーン
ソフトもハードも大事にするんダッケ - わかればいいですねえ
ところでベレーちゃんのお年玉はいくらだったのですかね？
なんかおごってほしいですねえ - それはいいんダケど・・・
- どうかしました？
- ポチ袋を開けたら「１万べレー」と書かれたお札が入っていたんだけど・・・
これどう使うんダッケ？
- （期待ハズレで大暴落だけど、黙っていますねえ・・・）
