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中国スタイルの通貨、政治、外交政策を押し通す 人民元ゆっくり上昇

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総括

中国スタイルの通貨、政治、外交政策を押し通す 人民元ゆっくり上昇

予想レンジ 人民元/円 15.7-16.2  

(ポイント) 
*人民元は対円で4か月連続上昇、12月もここまで上昇
*11月貿易収支は大幅黒字、輸出が急増した
*11月CPIは2009年10月以来の低下、特殊要因から
*米国、中国全人代メンバー14人に金融制裁を課す
*11月新規融資は予想超す増加
*11月製造業PMIは好調
*輸出管理法を施行(詳細も発表され始める)
*英はファーウェイ製5G機器の導入を禁止へ
*積極的に国際会議のリーダーシップをとり始めている
*人民元は強いが急激な上昇は政府によって抑えられている
*今後は5%成長が目標か
*海外資本の中国債券市場への流入が続く
*2035年までにGDP倍増、5年内の高所得国入り目指す
*双循環がキーワード 国内循環と海外循環
*米中GDPの逆転も近いか
*2022年は米中国交回復50年
*2021年は共産党建党100年
*今年は「第13次5カ年計画」の最終年
*米国は中国の為替操作国の認定解除
*中国GDPが100兆元へ近づく

(中国はゆっくり動く)
人民元操作も政治・外交も中国スタイルでやっている。迅速には反応しないが、時間をかけて時にリベンジとも思えるような手法を打ち出している。香港民主化のデモでは最初は自由にさせ現在は厳罰に処し始めている。米中貿易戦争でもトランプ政権の関税攻撃に防戦していたが、12月からは国家安全に関わる物品や技術の輸出を制限する輸出管理法を巡り貿易相手国に圧力を加え始めた。そのような強気の行動に出られるのは、やはり経済の強さにあるのだろう。2020年はコロナ寡でも唯一、あるいは数少ないプラス成長国となる。最近の経済指標でも10月鉱工業生産、小売売上、工業利益が改善。製造業PMIも強い。
 
(対米、対豪対立でも貿易取引は活発)
11月の貿易統計は、ドル建て輸出は前年比21.1%増、輸入は4.5%増となった。10月は輸出が11.4%増、輸入が4.7%増だった。貿易収支は754.2億ドルの黒字。10月は584.4億ドルの黒字。
 11月の中国の対米輸出は46.1%増、対豪は22.6%増、日本は5.6%増。米国や豪は現在、中国と対立しているが、貿易取引は活発化している。日本はまだ中国と競合する商品が多いから急増はしていない。

(CPIの低下は2009年10月以来、特殊要因から)
  11月の消費者物価(CPI)は前年比0.5%低下。CPIの低下は2009年10月以来。CPI低下の主因となったのは変動の激しい食品価格で、前年比で2%低下した。アフリカ豚熱による打撃から供給が回復したことで豚肉価格が12.5%のマイナスとなったことが背景にある。食品とエネルギーを除くコアインフレ率は0.5%で、前月から変わらずだった。
 CPIの低下はほぼ完全に豚肉供給の改善によるもので、需要が低迷している証拠ではない。人民銀行は基調的なインフレ率に注目すると考えている。基調インフレ率は、経済活動が引き続き堅調であることから今後数カ月で上昇する可能性が高い。
11月の生産者物価指数(PPI)は前年比1.5%低下した。10カ月連続での低下。

(米国、中国全人代メンバー14人に金融制裁・渡航禁止) 
米政府は12月7日、全人代のメンバー14人に金融制裁を発動し、米国への渡航を禁止すると発表した。中国による香港立法会(議会)民主派議員の議員資格剥奪を受けた措置。

(11月新規融資は予想超す増加)
11月の新規人民元建て融資は、前月比で予想以上に増加した。一方、11月末時点の社会融資総量残高は前年比で伸び率が鈍化した。新型コロナウイルスが世界的に流行する中、人民銀行は緩和的なスタンスを維持している。
11月の新規人民元建て融資は1兆4300億元と、10月の6898億元を大幅に上回った。
 中国経済が新型コロナによる落ち込みから回復し、人民銀が「戦時モード」から「様子見モード」にシフトするとして、銀行融資は今後数カ月で伸びが鈍化すると予想している。
1-11月の新規人民元建て融資は18兆3800億元となっており、年間の過去最高を更新する見込み。
人民銀行は2月以降、新型コロナ流行による経済への打撃を抑制するため、さまざまな緊急緩和策を導入。市場では、刺激策の解除時期に関する憶測が広がっている。

テクニカル分析(人民元/円)

ボリバン上限到達も3日連続長い上ヒゲ

日足、ボリバン上限。12月7日-8日の下降ラインを上抜くも3日連続で上ヒゲが長い。
12月8日-9日の上昇ラインがサポート。5日線横ばい。雲の上。
 週足。11月16日週-23日週の下降ラインを上抜く。11月9日週-30日週の上昇ラインがサポート。ボリバン上限。雲の上。
月足、4か月連続陽線。12月も陽線スタート。10月-11月の上昇ラインがサポート。1月-10月の下降ラインを上抜く。ボリバン上限へ。
年足陽転。11年-19年の上昇ラインは一時下抜くも上抜き返す。18年-19年の下降ラインが上値抵抗。

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チーファンラマ

バイデン氏、ブティジェッジ氏を駐中国大使に検討

バイデン米次期大統領は、大統領候補の一人であったピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長を重要な大使職に指名する方向で検討を進めており、中国大使に指名する可能性があるようだ。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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