と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。
今回おさえておきたいネタはこれだ!
- ピザちゃん、新型コロナでなかなか会えなかったけど肌ツヤもよくてとても元気そうなのだ!
ところでお家時間はどうやって過ごしていたの?? - はい・・・。
自分磨きをしようと、筋トレしたり、FXのお勉強をしていました! - エライのだ!新しい発見あった?
- 外為さんのマネ育チャンネル内にある「外為トゥデイ」のレポートを読んでたら、「米長期金利が上昇」で「ドル/円」が上がったって書かれてたんです!
つまり、米長期金利のうごきが為替に影響するってことですよね・・・? - そうなのだ~!!それで、それで?
- アメリカの長期金利の上昇や下落でドル円が上がったり、下がったりするんだ・・・。へぇーって思いました・・・。
- (心の声:「へぇー」って、せっかくやる気あるみたいだから言わないけど、何だか感想が薄いのだ。やっぱり心配なのだ。)
えーっと・・・。それじゃ、もうわかっていると思うけど確認のために国債とはどういったものかを説明するのだ!
国債とは!?
- 債券の「債」は、借金という意味なのだ!
ざっくり説明すると「国債を買う」ということは、「国にお金を貸して、その証拠に借用書(国債)を受け取る」という事になるのだ~
※債券には色々種類があり国や公的な組織が発行する「国債」や「公共債」のほか企業が発行する「社債」などもあります。 - そもそもコクサイ?が金利と関係あるのでしょうか・・・。
- (心の声:嫌な予感が的中したのだ・・・。)
投資家は国債を購入することで、国が設定した『金利』が受け取れて、そして満期になると、投資した元本が償還されるっていうのが大まかな流れなのだ!
ピザちゃんが見たレポートの「米長期『金利』が上昇」って言うのは、この国債の金利を指しているのだ!! - エッー!!!
- こっちも「エッー」なのだ!!
ちなみに国債は国が発行しているだけに信頼性も高く、その国が破綻しない限りは元本割れリスクはないと言われているのだ~ - その、国債を購入すると、金利がもらえるんですね?
「金」ってつくからにはきっと貰って嬉しいものですよね!? - 「金利」とは言わば利子のことなのだ~
国債を購入して満期まで保有し続けた場合、一定の金利を受け取ることができるのだ!! - つまり、国債と金利は密な関係ってことですね・・・。
ここまでは何となくわかりましが、肝心な「金利」と「為替相場」の関係が・・・。 - じゃあ、前置きが長くなったけど本題に入るのだ!
国債と金利には大きな関係性があるのはわかったと思うけど、国債は金融政策や各国内における資金需要の変動などによって価格が変動するのだ~
国債が売られると(価格下落)金利は上昇、反対に国債が買われると(価格上昇)、金利は低下というように一般的に国債と金利は相反する値動きとなるのだ!!
わかりやすいように、関係性(ここでは米国債)を図にまとめてみたのだ~
為替と金利の関係
- 質問です・・・。
どうしてリスクオフだと米国債が買われるんですか? - ピザちゃんも知っていると思うけど、リスクオフとはその言葉どおりに、投資家がリスクを回避するようになって、リスクの高い商品から低い商品に乗り換えたりするのだ!
国債は国が発行していることもあって、信頼性が高い金融商品とも言えるんだけど、それだけにリスク回避の局面ではリターンは低くても比較的安全とされる国債とかに資金が向かいやすくなるのだ! - ふむふむ・・・。じゃあ今はようやく少し落ち着いて来ていますが、コロナでいろいろな国が動揺していた時はさぞ国債は買われていたんでしょうね・・・。
- 普通に考えるとそうなんだけど、実はコロナを巡る混乱があまりにも大きくて、国債などの安全な資産ですらも売って(利回り上昇)現金化する動きが一時的に強まったのだ~
- 混乱が大きいと想定外のことが起っちゃうんですね・・・。
- そうなのだ!
でも、絶対的な関係って言うのはないけれど、為替相場はなぜ動くのかと考えた場合に債券相場とは切っても切れない関係にあるから、基本的な値動きだけでも覚えておくといいのだ!! - 今まで為替相場の値動きだけを追ってましたが、ひとつの事象が起こると巡り巡っていろいろな所に影響が出るんですね・・・。
お金がどう動いて行くかなって考えて予想を立てたら、今よりもっとレベルアップ出来そうです・・・。 - あと最後に1つ補足なのだ!国債の信用度を示す「格付け」ってあるんだけど、この格付けが引き下げられると、その国の通貨は売られる傾向があるのだ!
格付けに関する情報が報じられると金融市場が大きく変動することもあるから、そういった情報にも目を光らせておくのだ~ - はい!!ギラギラに光らせます・・・。
まとめ