2019年9月20日
【ドル/円】:上値抵抗にぶつかった状態。107.50割れで終えれば調整局面入り。
ドル/円は反落。前日の小陽線を打ち消していますが、8/26に付けた104.85を直近安値として下値を切り上げる流れを維持しており、短期トレンドの変化は認められません。一方で108.40-50にやや強い抵抗が出来ており、これを上抜けて来ないと上値余地も拡がり難い形状となりました。 短期トレンドが強気を維持しているので107.80-90で軽く押し目買い。損切りは107.40で一旦撤退です。売りは1日様子見か、108.80-90の吹き値があれば売り向かい。損切りは109.30で浅めに一旦撤退です。 短期トレンドは106円割れで終えない限り変化しませんが、107.50割れで終えた場合は日足の形状が悪化して調整下げ局面入りの可能性が高くなります。逆に108.50超えで終えれば来週も上値トライの動きが期待出来ますが、108.80~109.20ゾーンの抵抗が厚いので簡単には上抜けないでしょう。 日足の上値抵抗は108.40-50、109.00-10に、下値抵抗は107.70-80、107.50-60、107.00-10にあります。
【ユーロ/円】:下値抵抗を守った状態。短期トレンドは118円割れで変化。
ユーロ/円は小陰線で終え、上値を若干切り下げています。119.80近辺の週足の上値抵抗を抜け切れない状態が続いていますが、日足は下値を切り上げる流れを維持しており、反発に転ずる可能性を残しています。短期トレンドの変化が認められないので、買いは118.80-90で軽く押し目買い。損切りは浅い場合で118.40、深い場合は短期トレンドが変化する117.90に置く必要があります。これが付いた場合は116~117円台の足元を固め直す動きが強まり易くなりますが、116.00~116.50ゾーンに強い下値抵抗が控えており、116.50以下の突っ込み売りにも注意が必要です。売りは1日様子見です。120円台を回復して引ければ一段の上昇に繋がり易くなりますが、この場合でも122.00-20に週足ベースで見た中期的な上値抵抗が控えており、これをしっかり上抜けて越週するまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】:上下の抵抗を抜け切れない状態。1.1150超えで短期トレンドに変化。
ユーロ/ドルは実体が小さい陽線で続落を食い止めていますが、1.1060-70の上値抵抗にもぶつかっており、上値トライに失敗した形です。低位揉み合いの域を抜け切れておらず、短期トレンドの変化が認められないので、今日の買いは様子見です。売りは1.1100-10まで引き付けて。損切りは短期トレンド変化する1.1160で撤退です。損切りが付かない場合でも1.1120超えで終えた場合は日足の形状が改善するので、ドル売りは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。短期トレンドは1.1150-60の抵抗をクリアすればニュートラルな状態に戻します。さらに、1.1200超えで終えれば“ユーロやや強気”に変化します。
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