14日の日経平均は3日ぶり大幅反落。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり664/値下がり869。グーグルとの協業を発表したファナックが大幅上昇。今期の営業黒字回復見通しが好感されたホンダが買いを集めた。SCREENが決算を材料に8.8%高。日経平均が大きく値を崩す中でも決算を材料に買いが殺到した銘柄はいくつかあり、1Qが大幅増益となったオプテックスGや今期の大幅増収増益・増配計画を提示したメイコーなどがストップ高比例配分となった。
一方、ソフトバンクGが決算発表で目先の材料出尽くし感が強まり4%安。電線ではフジクラだけでなくSWCCも決算を受けて急落しており、既に決算を発表済みの住友電工も連れ安した。三井不動産、三菱地所、住友不動産など不動産株の多くが決算を受けて大幅安。今期の営業減益見通しを提示した三井E&Sや三菱マテリアルが急落し、決算が市場の期待に届かなかったSREHDがストップ安比例配分となった。
日経平均は強く買われる場面もあったが、終わってみれば600円を超える下落。上昇していた時でもプライムでは値下がり銘柄の方が多かっただけに、失速感が出てくると下に値幅が出た。あすの引け後にはキオクシアHDの決算発表が控えている。きょう、フジクラの弱い決算反応が日経平均にネガティブな影響を及ぼした格好となっただけに、あすはキオクシアHDの発表を前に、値持ちの良かった銘柄は利益確定売りに押されやすくなるだろう。
ただ、きょうは後場に景色が変わりしたものの、プライムの値上がり・値下がり銘柄を見ると、176円高で終えた前引けが上昇:567、下落:957に対して618円安で終えた大引けは上昇:664、下落:869で、後場に値下がり銘柄が増えたわけではない。注目度の高い銘柄が大きく動くと日経平均の振れ幅も大きくなるが、リスクオフではなかったことは心に留めておきたい。きょうストップ安となったフジクラはここまで大きく水準を切り上げており、25日線より上で推移している。日経平均もきょうは大きく下げたが、先週末8日の終値62713円を若干下回る程度にとどまっている。週間プラスで終えられるかに注目したい。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
