本日のロンドンタイムでは注目の指標発表が予定されておらず、NYタイムに入ってユーロ圏の3月消費者信頼感(速報値)の発表が予定されている。予想は-14.2と2月の-12.2から悪化が見込まれるも、金融相場全体が中東情勢に一喜一憂する展開が続いており、指標結果への反応は限られるだろう。
ユーロドルは欧州中央銀行(ECB)の年内利上げ観測の高まりが支えになる一方で、「有事のドル買い」が上値圧迫要因となっているが、売買材料どちらも結局はイラン戦争次第。ユーロ円は底堅い動きが続くと見込まれるも引き続き円買い介入警戒感が重しとなり、ドル円の160円大台の攻防が注目される。足元では160円壁の厚さも意識されているが、中東の地政学リスクへの警戒感が一段と高まれば、一時的に2024年7月以来の160円突破を実現する可能性はあるが、介入に絡んだ神経質な動きがクロス円全般に波及することには警戒したい。
トランプ米大統領は「イランが48時間以内にホルムズ海峡を開放しなければイランのさまざまな発電所を攻撃し壊滅させる」と自身のSNSに投稿したことを受けて、イラン革命防衛隊は「発電所を標的とした攻撃が実行されれば、ホルムズ海峡を完全に封鎖する」と報復攻撃を行う構えを示している。トランプ氏のSNS投稿は日本時間22日午前8時44分であり、48時間の目安は日本時間24日午前8時44分となる。方針がコロコロ変わるトランプ米大統領のことだけにどうなるかは定かではないが、明日の午前8時過ぎまで警戒感が続くことになる。中東情勢から目が離せない相場が続く。
・想定レンジ上限
ユーロドルは19日高値1.1616ドル。
ユーロ円は2月25日高値184.77円。
・想定レンジ下限
ユーロドルは3/16-19日上昇幅の61.8%押し水準となる1.1489ドル。
ユーロ円は日足一目・転換線183.07円。
(金)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
