東京市場は軟調か。米国株は20日は上昇し、23日は下落した。ダウ平均は20日は230ドル高となり、23日は821ドル安の48804ドルで取引を終えた。米最高裁判所がトランプ関税を違法とする判決を下しており、20日はこれを好感した買いが入った。トランプ大統領は新たに10%の関税を課す意向を示したが、この日はこの点についてはネガティブ視されなかった。しかし、大統領が料率を15%に引き上げるとしたことで関税に対する不透明感が強まり、週明け23日は値幅を伴った下げとなった。ドル円は足元154円60銭近辺で推移している。CME225先物は大阪日中比と比べて円建てが60円安の56780円、ドル建てが35円安の56805円で取引を終えた。
米最高裁がトランプ関税を違法と判断したことに関しては、米国以外の国にとっては支払った関税が戻ってくる可能性も浮上するだけにプラスの材料。ただ、短期的にはトランプ大統領が何を言い出すか分からないというリスクがある。週明けの米国株が大幅安となったことから、きょうはこちらを嫌気した売りに押されると予想する。CME225先物は小安いスタートを示唆しており、プラス圏で推移する場面もあるかもしれないが、動きが良くなればリスク回避目的の売りが上値を抑えるだろう。日経平均の予想レンジは56400-57100円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
