本日のNY為替市場のドル円は、NY市場がプレジデンツデーの休場のため閑散取引が予想される中、トランプ米大統領の突発的な発言などに警戒していく展開となる。
トランプ米大統領は先週、予想を上回った1月の米雇用統計を「素晴らしい」と評価しながらも、米国は借り入れコストを大幅に引き下げるべき、と投稿していた。
1月の消費者物価指数(CPI)が予想を下回っていたことで、米連邦準備理事会(FRB)への利下げ圧力を強める可能性に警戒しておきたい。
トランプ米大統領が次期FRB議長に指名したウォーシュ元FRB理事の指名公聴会に関しては、米上院銀行委員会のメンバーであるティリス上院議員(共和党)が、FRB本部改修を巡る司法省によるパウエル議長調査の問題が決着するまで承認を支持することはない、と述べている。
また、ラトニック米商務長官に関してはエプスタイン文書に関する虚偽の発言により、辞任要求が強まっており、関連ヘッドラインに警戒しておきたい。
さらに、ウォーシュ元FRB理事も、エプスタイン文書でのパーティーの招待者リストに名前が確認されているが、ファイルに名前が記載されていても、不正行為やジェフリー・エプスタイン元被告との直接的接触を意味するものではないことから、今後の続報には要警戒となる。
他のトランプ米政権に関する懸念材料としては、米国で移民捜査を指揮する国土安全保障省の予算が失効して一部閉鎖が始まっていること、20日に米連邦最高裁がトランプ関税に関する判断を行う可能性があること、などがあり、予断を許さない状況が続いている。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、154.65円(2/11高値)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、152.10円(1/27安値)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
