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【見通し】ロンドン為替見通し=月末は乱高下か、欧州指経済標多数も次期FRB議長発言に注目か

本日の欧州時間では、通常であれば市場を大きく動意づける複数の経済指標が発表される。ただ、米国から大きなイベントを控えていることもあり、米国勢参入後から相場展開が荒くなることが予想される。

 欧州の経済指標では、独・仏・ユーロ圏から10-12月期国内総生産(GDP)速報値や1月の独雇用統計などが発表される。GDPはそれぞれ季節調整済みの予想では下記のようになっている。
・フランス・・・+1.2%(前期+0.9%)
・ドイツ・・・+0.3%(前期+0.3%)
・ユーロ圏・・・+1.3%(前期+1.4%)
 ここ最近の欧州圏の経済指標での、市場の反応は限定的だが、予想よりも大きくかい離した結果となった場合は市場が動意づくだろう。

 ただ、本日も米国の大きなイベントが、より市場には注目されていることで、NY勢が本格参入して以後に相場展開が荒くなるだろう。

 欧州勢が参入している時間帯でもある米東部時間午前に、トランプ大統領が「次期米連邦準備理事会(FRB)議長を発表する」と発言した。本日のアジア時間では、元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏が優勢になったとの予測に基づきドル買いが進んだ。さらに政権関係者筋もウォーシュ氏が指名されると発言したと報じられていることで、確実視されている。ウォーシュ氏は、昨年はハト派の見解をウォールストリートジャーナルに寄稿したが、FRB理事時代はタカ派だったこともあり、市場はドル買いに傾いた。市場の予想通りウォーシュ氏が指名された場合でも、ドルは堅調な動きを見せるだろう。

 一方で、ここまで織り込まれていた資産運用大手ブラックロック幹部リック・リーダー氏や、現FRB理事のウォラー氏が指名された場合は、相場が急反転するリスクには注意したい。なお、米国家経済会議(NEC)委員長のケビン・ハセット氏は、トランプ大統領が「現在の職務を継続することを望む」と述べていることで有力候補からは外れている。なお、ウォーシュ氏が指名された場合でも、金融政策に対してハト派となる発言をした場合にも要警戒となる。

 また、おそらく欧州引け後までは結果が出ないだろうが、米予算案の協議の結果も注目される。土曜日の東部時間午前0時1分で、下院で通過された予算案の期限が切れるため、同時刻まで共和・民主両党の協議が続きそうだ。移民税関捜査局(ICE)を管轄する国土安全保障省(DHS)の予算だけ切り離して予算を通過させる可能性がある。その場合は、労働省や財務省や他の省庁の予算が通過することで、一定の安心感からドル買いに動きやすそうだ。
 
 なお、本日は週末・月末ということもあり、ロンドンフィキシングを中心に、特殊玉が出てくる可能性が高い。ニュース等がない場合でも市場が急変するリスクもあるだろう。また、訪中しているスターマー英首相が、中国の習近平・中国国家主席と昨日会談し、中国は英国産ウイスキーの輸入関税の引き下げ、中国への渡航規制の緩和を決定。一方で、英アストラゼネカ社の大規模中国投資などが決定している。トランプ大統領がこれに反発し、英国に対して課税強化などを発表することもあり得そうだ。

・想定レンジ上限
 ユーロドル:昨日高値1.1998ドル。その上は27日高値1.2081ドル。
 ポンドドル:27日高値1.3868ドル。その上は2021年9月14日高値1.3913ドル。

・想定レンジ下限
 ユーロドル:日足一目均衡表・転換線1.1857ドルから27日安値1.1850ドル。
 ポンドドル:ピボット・サポート2の1.3695ドル。その下は27日安値1.3664ドル。


(松井)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ