NYタイムは、トランプ政権によるグリーンランド領有問題を受けた米国資産売りの行方を注視する展開となりそうだ。米10年債利回りは昨年9月始め以来の水準4.3%近辺へ上振れたものの、米国資産売りとしての米債券売りが強く意識され、為替はドル売りで反応している。
また、リスク回避で日米株価先物や欧州株が軟化。ドル円がリスク回避の円買い方向に傾いている面もある。米国による欧州への圧力が、逆に米国から欧州への様々な面でのアクセス制限という対抗措置につながることもマーケットのネガティブな反応を誘いそうだ。
ドル円は欧州入りにかけて158.60円まで上値を試したところから、一転して157.56円まで下落している。いったん動きは落ち着きかけているものの売りが再燃し、昨日安値157.43円を下抜けるようであれば下落加速から、日足一目均衡表・基準線156.93円など157円割れの水準をうかがうことになるか。
・想定レンジ上限
ドル円の上値めどは、15日高値158.88円。
・想定レンジ下限
ドル円の下値めどは、日足一目均衡表・基準線156.93円。
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
