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【見通し】株式明日の戦略-日経平均は年間で26%高、年明けは小売決算や米経済指標に要注目

大納会12月30日の日経平均は続落。終値は187.44円安の50339.48円。

 日経平均は50339.48円で2025年の取引を終了。11月に52636.87円まで上昇した後は上値が重くなったが、節目の5万円は上回った。昨年末の水準は39894.54円で、年間では10444.94円、率では26.2%の上昇となった。TOPIXは3408.97pで終了。昨年末の水準は2784.92pで、上昇率は22.4%。年末の12月26日に高値3436.75pをつけた。グロース250指数は675.21pで終了。昨年末の水準は644.18pで、上昇率は4.8%。高値803.42pは8月につけており、年間ではプラスを達成したものの、年後半は大型株の注目度が高まる中で厳しい地合いが続いた。


【来週の見通し】
 一進一退か。2026年のスタートは月曜1月5日。8日にファーストリテイリングやイオンなど大手小売の決算発表が予定されているほか、週末9日には米12月雇用統計の発表がある。大発会は休場の間の海外市場の動向を大きく受けることになると思われる。また、米国では雇用統計より前にも注目度の高い指標の発表が多く、ドル円や米長期金利の振れ幅が大きくなる可能性がある。年初のご祝儀買いが入ることへの期待はある一方、ネガティブな材料が出てくれば米雇用統計を前にリスク回避の売りは出やすく、強弱感が交錯すると予想する。


【今週を振り返る】
 軟調となった。年末スケジュールで立ち合いは2日。29日はプライム市場では値上がり銘柄が多かったが半導体株が弱く、日経平均は200円を超える下落。30日は銀など貴金属価格の大幅安を受けて非鉄株が弱く、連日で3桁の下落となった。日経平均は週間では410円の下落となり、週足では陰線を形成した。

【来週の予定】
 国内では、大発会、12月新車販売台数、12月軽自動車販売台数(2026/1/5)、12月マネタリーベース、10年国債入札(1/6)、11月毎月勤労統計調査、12月都心オフィス空室率、12月消費動向調査、30年国債入札(1/8)、「東京オートサロン」(幕張メッセ、~1/11)、11月家計調査、11月景気動向指数、オプションSQ(1/9)などがある。

 海外の経済指標の発表やイベントでは、米12月ISM製造業景況指数(1/5)、世界最大の家電見本市「CES」(米ラスベガス、~1/9)(1/6)、米12月ADP雇用統計、米11月雇用動態調査(JOLTS)求人件数、米12月ISM非製造業景況指数(1/7)、米11月消費者信用残高(1/8)、米12月雇用統計(1/9)などがある。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ