24日の日経平均は4日ぶり反落。終値は68円安の50344円。米国株高を受けて、上昇スタート。半導体株がけん引役となり、序盤ではじわじわと水準を切り上げた。しかし、200円超上昇して50600円台に乗せたところで買いが一巡。10時台半ば辺りからは一転して緩やかに値を消した。値下がりに転じる銘柄も増える中、後場に入るとマイナス転換。2桁の下落までにとどまり深押しはしなかったものの、戻りを試す動きは見られず安値圏で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆9200億円。業種別では非鉄金属、陸運、海運などが上昇した一方、空運、保険、輸送用機器などが下落した。株主優待の新設を発表した西部ガスホールディングスが急騰。半面、上期は増益を達成したものの、市場の期待には届かなかった日本オラクルが大幅に下落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり511/値下がり1017。米国でエヌビディアやブロードコムが強かったことから、キオクシアHDやアドバンテストなど半導体株が大幅上昇。証券会社が目標株価を引き上げたSCREENが10%高と値を飛ばした。リリースが好感されたACCESSが急騰。金銀銅の上昇を手がかりに非鉄株が物色されており、住友鉱山、東邦亜鉛、東邦チタニウムなどが急伸した。
一方、ソフトバンクGが軟調。三菱UFJ、MS&AD、東京海上など金融株が弱かった。東京時間でドル円が円高に振れたことから、トヨタ、三菱自動車、日産自動車など自動車株が軒並み安。三井物産や三菱商事など商社株が売りに押された。
本日、グロース市場に新規上場したPRONIとフツパーは、ともに初値は公開価格を上回ったものの、終値は初値を下回った。
日経平均は前場ではプラスをキープしたが、後場に入って下げに転じた。プライムの騰落率を見ると、大きく上げる銘柄は多かった一方で下落率トップの銘柄でも3%台の下げにとどまったが、指数はさえない動きとなった。
米国は木曜25日がクリスマス休場となる。きょうの反応を見ると、本日の米国株が上昇しても強い動きとならなければ、週後半の日本株への好影響は限られそうだ。休場前に米国株が下落してしまうと、買い手不在に陥って下に値幅が出る展開も想定される。日経平均は5万円付近に5日線(49933円、24日時点、以下同じ)と25日線(49887円)が位置している。これらの水準がサポートとして機能して、5万円より上をキープできるかが週後半の焦点となる。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
