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本日のロンドン為替市場では、昨日進んだドル安の流れが継続するかに注目。経済指標は11月独輸入物価指数が発表される程度であり、金融当局者の講演も予定されていない。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは、11月後半に100.40近辺まで上昇したところで頭打ちとなり、この1カ月は下落基調だ。昨日も欧州勢の参入後からドル売りが断続的に持ち込まれたもよう。東京午前には98.70台だった同インデックスは98.20台まで低下。本日も98.20を割り込んで下値を広げている。先週16日につけた97.87を下抜けるようだと、ドル売り圧力が一層強まる可能性はある。
ただ欧州では、明日24日からドイツやスイスが祝日休場であり、ノルウェーやスウェーデンも祝日。25日はトルコ以外が休場、26日も英独仏など欧州主要国は引き続き休場となる。そのため本日は実需勢の駆け込みフローが中心となり、様子見ムードが広がる中で欧州午後に発表される米経済指標待ちとなるかもしれない。
気になるのは、デンマーク自治領グリーンランドを巡る欧米関係。トランプ米大統領は21日、ランドリー・ルイジアナ州知事をグリーンランド担当特使に任命すると自身のSNSで発表した。そのランドリー知事は、「グリーンランドを米国の一部にする」と発言。トランプ氏も昨日、国家安全保障にはグリーンランドが必要だと改めて訴えた。
当然ながら、デンマークだけでなく欧州連合(EU)やドイツなどが米国の姿勢について反発している。トランプ大統領が強硬スタンスを貫けば、欧米関係に亀裂が生じるのは避けられないだろう。そうなると、ユーロドルも不安定に上下することになるか。
想定レンジ上限
・ユーロドル、9/18高値1.1848ドル
想定レンジ下限
・ユーロドル、日足一目均衡表・雲の上限1.1694ドル
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
