東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ダウ平均は183ドル高の48134ドルで取引を終えた。ティックトックが売却する米国事業の受け皿になるオラクルが上昇したことや、前日に続きマイクロン・テクノロジーが大幅高となったこともあり、AI関連株を中心にハイテク株が全体の上昇をけん引した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.98%高と大幅続伸となった。
ドル円は足元157円60銭近辺で推移している。CME225先物は大阪日中比と比べて円建てが760円高の50320円、ドル建てが895円高の50455円で取引を終えた。
米国株高や円安進行を好感した買いが入ると予想する、寄り付きはAI関連を中心に買われる展開になるだろうが、AI関連株の高値警戒感はくすぶっている。また、今週は海外勢がクリスマス休暇に入っていくタイミングでもある。高く始まり5万円の大台に乗せて上値を伸ばすも、その後は売りに押される展開を想定。5万円どころでのもみ合いが続き、大引けは小幅に5万円を割り込むと予想する。日経平均の予想レンジは49900-50500円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
