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【見通し】株式明日の戦略-連日の大幅安でセンチメントは悪化、あすは為替動向を注視

16日の日経平均は大幅続落。終値は784円安の49383円。米国株安を受けて3桁下落スタート。広範囲に売りが出て開始早々に5万円を割り込むと、一気に下げ幅を600円超に広げた。49500円を割り込んだところでは、いったん切り返した。しかし、10時台半ば辺りからは改めての売りに押される展開。安値圏で前場を終えると、後場のスタート直後には下げ幅を800円超に広げる場面があった。49300円台に入ったところでようやく売りが一巡。13時以降は安値圏でのもみ合いが続き、700円を超える下落で取引を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で5兆3100億円。業種別では空運、パルプ・紙、水産・農林の3業種のみが上昇した一方、非鉄金属、証券・商品先物、鉱業などの下げが大きかった。上方修正や増配を発表したアセンテックが、一時ストップ高となるなど急騰。半面、フジクラが全市場の売買代金トップとなって6%超下落するなど、電線株の弱さが目立った。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり216/値下がり1345。多くの銘柄が売られる中で、空運大手のJALとANAが逆行高。マルハニチロやニッスイなどディフェンシブ色の強い銘柄に資金が向かった。好材料のあった銘柄は跳ねており、今期のアグレッシブな見通しを提示したパーク24やグッドコムアセットが急騰。買収提案に関する観測記事を材料にマンダムが値を飛ばした。

 一方、キオクシア、ディスコ、レーザーテックなど半導体関連が全般軟調。ファナックや安川電機などロボット・FA関連の下げが大きかった。日銀の利上げを意識して直近で買われていた三菱UFJや三井住友など銀行株が一転大幅安。株安基調が強まる中で野村HDや大和証券Gなど証券株が売りに押された。三井E&S、名村造船、内海造船など造船関連が軒並み安。3Q決算が市場の期待に届かなかったTOKYOBASEや、下方修正を発表したHameeが急落した。

 本日、プライム市場に新規上場したNSグループは、初値が公開価格を下回り、終値は初値を大きく下回って安値引けとなった。

 日経平均は連日の大幅安。前日は5万円割れで買いが入ったが、きょうは一気に5万円が遠くなった。本日の米国では雇用統計が発表予定だが、結果次第では米国株や為替が大きく動く可能性があるだけに、押し目でも買いは手控えられた。

 米雇用統計は雇用の弱さを示す結果となれば、利下げ継続期待が高まることで米国株の支援材料になると見込まれる。ただ、為替が大きく円高(ドル安)に振れてしまうと、日本株への好影響は限定的となるだろう。国内では18日~19日の日銀金融政策決定会合で追加の利上げがあるとみられているだけに、週後半にかけてドル円には大きな動きが出てくるかもしれない。日経平均はきょうの下げで、25日線(50023円、16日時点、以下同じ)や心理的節目の5万円を大きく下回った。13週線(49134円)がサポートになるかどうかが焦点となるが、あっさり割り込んでしまった場合には、そのことが見切り売りを誘う可能性があるだけに注意したい。


・提供 DZHフィナンシャルリサーチ