東京市場は小動きか。米国株は下落。ダウ平均は41ドル安の48416ドルで取引を終えた。小高く始まったがブロードコムやオラクルなどAI関連が弱く、マイナス圏に沈んだ。ドル円は足元155円20銭近辺で推移している。CME225先物は大阪日中比と比べて円建てが145円安の50095円、ドル建てが10円高の50250円で取引を終えた。
米3指数がそろって下落しており、上値は重いだろう。ただ、エヌビディアはプラスで終えるなど、AI関連も12日のような厳しい下げではなかった。日経平均はきのう節目の5万円を割り込んだところでは切り返しており、下押し圧力も限られるとみる。本日の米国では雇用統計が発表予定。注目指標の発表を前に、前日終値近辺で様子見姿勢の強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは49800-50300円。
(松井)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
