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【見通し】NY株見通しー今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目

今週のNY市場は金融政策に注目。先週はダウ平均が238.57ドル高(+0.50%)、ナスダック総合が0.91%高とそろって2週続伸した。ビットコイン価格の大幅下落を受けたリスク回避の動きや、米10年債利回りの上昇が嫌気され週明けに下落してスタートしたが、その後ビットコイン価格が反発したことや、11月ADP民間部門雇用者数が予想に反して減少し、翌週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待が一段と高まったことが相場の支援となった。12月月初来ではダウ平均が0.50%高と8カ月続伸ペース、ナスダック総合が0.91%高と反発ペースとなり、年初来ではダウ平均が12.72%高、ナスダック総合が22.10%高となった。

 今週は10日水曜日に結果が公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)に注目が集まる。FOMCでは今年3回目の利下げが確実視されており、CMEのフェドウォッチ・ツールの0.25%の利下げ確率は約90%に上昇した。株式市場では利下げがほぼ織り込まれており、利下げ決定はサプライズとならないが、2026年の利下げ見通しを巡り発表される経済・金利見通しや、会合後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見に注目が集まる。市場では来年2~3回の利下げが期待されており、それに沿った内容となれば好感されそうだ。企業決算は水曜日引け後に発表されるオラクルの決算が注目される。同社の株価は年初から30%超上昇したが、バリュエーションの高さや巨額AI投資の収益性が懸念されており、決算発表を受けた株価の動向が注目される。

 今晩は主要な米経済指標や企業の決算発表はなし。(執筆:12月8日、14:00)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ