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【見通し】株式明日の戦略-AI関連が売られて後場マイナス転換、仕切り直しの買いは入るか

11日の日経平均は反落。終値は68円安の50842円。米国株高に好反応を示して、寄り付きは400円を超える上昇。序盤では上げ幅を600円超に広げて51500円台に乗せる場面もあった。

 しかし、米国動向から強い上昇が期待された半導体株の動きが案外であった上に、プライムでは値下がり銘柄が多く、買い一巡後は失速。10時以降は値を消す流れがしばらく続いた。後場に入ると半導体株や電線株などAI関連への売り圧力が強まったことでマイナス転換。51000円を割り込むと、一時50500円台まで水準を切り下げた。300円超下げたところで売りは一巡し、終盤にかけては鋭角的に戻したものの、プラス圏には浮上できず小幅な下落で取引を終了。TOPIXも後場にマイナス圏に沈む場面があったが、こちらは終値ではプラスを確保した。

 東証プライムの売買代金は概算で6兆7300億円。業種別では空運、電気・ガス、水産・農林などが上昇した一方、非鉄金属、海運、陸運などが下落した。12時に決算を発表したソニーグループが、上方修正や自己株取得などが好感されて後場に入って大幅上昇。半面、通期見通しを下方修正したKOKUSAI ELECTRICが後場に入って急落した。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり719/値下がり830。ソフトバンクGが決算発表を前に2%近い上昇。富士通やNECなど電機株に資金が向かった。ゼネコン大手の鹿島と大成建設がともに上方修正と増配を発表しており、そろって急伸。1Qが大幅な営業増益となったアイスタイルが一時ストップ高となるなど値を飛ばした。

 一方、半導体株が全般弱く、アドバンテスト、ディスコ、SCREENなどが大幅安。序盤では強く買われる場面もあったフジクラが、急失速して6%近い下落となった。川崎重工は上方修正を発表したものの、利益見通しを据え置いたことが嫌気されて大幅安。上期決算が市場の期待に届かなかった三菱地所が売りに押された。3Q決算が失望を誘ったコーセーは、ストップ安まで売られる場面があるなど急落した。

 日経平均は反落。引け後のソフトバンクGの決算発表を前に、AI関連の一角が売りに押された。ソフトバンクGに関しては決算発表直後の反応が読みづらく、振れ幅が大きくなれば日経平均や他のAI関連への影響も大きくなることが予想されるだけに、こういった動きが出ることは仕方ない。同社の上期の決算は純利益が前年同期比2.9倍と大幅増益となった。併せて1:4の株式分割も発表している。高値圏にある株価を正当化できるかどうかはともかく、内容は良好。指数が後場に失速したことについてはソフトバンクGの決算を警戒しすぎたように見えるだけに、あすは仕切り直しの買いが入る展開に期待したい。

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ