陰線引け。支えが期待された一目均衡表・基準線173.13円を下抜け、9月9日以来の安値172.31円まで下落が進んだ。ここからの標準シナリオとしては一目・雲の上限171.88円を支えに、来週173.64円まで切り上がる見込みの基準線に沿って戻す流れが想定できる。しかし基準線以前に173.60円付近で推移する21日線や、一目・転換線173.72円といったサポートを次々と割り込んで下値を広げてきただけに、さらなる下落進行リスクも念頭に置いて臨みたい。雲上限を下回った場合、次の主だったサポートは170.93円前後で推移する90日線となる。
レジスタンス1 173.39(9/29-10/1下落幅の38.2%戻し)
前日終値 172.53
サポート1 171.88(日足一目均衡表・雲の上限)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
