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【見通し】2日香港株=買い先行か、米利下げ期待が支え

休場明け2日の香港市場は買いが先行するか。米国では政府機関閉鎖により金曜日の9月雇用統計の発表が延期される見通しとなる中、9月ADP民間部門雇用者数が増加予想に反して減少したことで、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が強まっており、香港市場でも買いが広がりそうだ。

 ただ、ハンセン指数は休場前に終値ベースで9月17日以来、およそ2週間ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが広がる可能性もある。また、中国本土市場は国慶節・中秋節で8日まで休場となっており、中国本土市場との相互取引制度も休止となる。一方、中国では大型連休中に延べ23億6000万人が移動するとみられており、観光や消費など恩恵が期待できそうな銘柄に買いが入りそうだ。

 1日のNY株式相場は主要3指数がそろって4営業日続伸。連邦予算が9月末で失効し、政府機関が一部閉鎖となったことが嫌気され下落してスタートしたものの、政府機関閉鎖が短期間で済むとの期待や、野党民主党が要求する医療保険税額控除の延長期待を背景にアムジェン、メルク、ファイザーなどの薬品株が軒並み大幅高となったことが相場を押し上げた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はHSBC(00005)が香港終値を上回って引けた半面、アリババ集団(09988)や美団(03690)が下回って引けた。

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ