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【見通し】29日香港株=反発か、米利下げ観測が支え

週明け29日の香港市場は、前週末のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ反発か。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視する8月個人消費支出(PCE)価格指数が26日発表され、予想通りの伸びにとどまった。年内2回の利下げを見込む買いが入りそうだ。米利下げに伴って米ドル相場が下落し、香港などの新興国市場に資金が流入するとの観測も投資家心理を支えるだろう。米ドルの総合的な強さを示す米インターコンチネンタル取引所(ICE)算出のドル指数は24日から上昇傾向にあったが、26日以降は低下に転じた。

 もっとも、買い一巡後は上値が伸び悩む展開があり得る。30日午前に官民の中国9月製造業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。中国景気の減速懸念がくすぶる中、結果を見極めたいとして様子見ムードが広がる可能性がある。

 26日のNY株式相場はダウ平均など主要3指数がそろって4日ぶりに反発した。8月PCE価格指数は前月比0.3%上昇、前年比2.7%上昇と、ともに市場予想と一致した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、英金融大手のHSBC(00005)、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)、医薬品ネット通販の京東健康(06618)が香港終値を上回った半面、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)、新エネルギー車の理想汽車(02015)が下回って引けた。

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ