9日の日経平均は4日ぶり反落。終値は184円安の43459円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり616/値下がり952。三菱重工、川崎重工、IHIの防衛大手3社がそろって上昇。日経平均の銘柄入れ替えに絡んで、採用が決まったSHIFTや、除外を回避したトクヤマ、カナデビアが買いを集めた。月次好調が確認できたトレジャーファクトリーが急伸。総額200億円のビットコインを購入すると発表したコンヴァノが、場中は値が付かずストップ高比例配分となった。
一方、ソフトバンクGが米国株高や米長期金利の低下を受けても4%台の下落。大阪チタニウム、三井金属、JX金属など足元で騰勢を強めていた非鉄株の下げが目立った。米国の長期金利の一段の低下を受けて、三菱UFJや三井住友など銀行株が軟調。日経平均採用銘柄からの除外が決まったシチズン時計が大幅安となり、下方修正を発表した学情が急落した。
日経平均は一時44000円を上回ったが、買いが続かず3桁の下落で終えた。きのうの625円高を踏まえれば184円安というのは大した下げではない。ただ、2日連続で取引時間中に史上最高値(43714.31円、8/18)を上回りながら、高値を更新できなかったことは残念な動き。
米国動向からは上昇のけん引役になっても不思議はなかったソフトバンクGが大幅安となって全体の足を引っ張っており、目先は上値を追いづらくなるだろう。きょうはフジクラ、大阪チタニウム、三井金属、JX金属など非鉄株が弱かった。いずれも高値圏で利益確定売りに押された程度であるが、7~8月以降に大きく水準を切り上げている分、上昇が止まれば下に勢いがつく可能性もある。この先、これらが派手に下げてしまうようだと、他の業種でも値持ちの良かった銘柄が売りに押されやすくなるだけに注意したい。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
