東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落し、ナスダックが上昇した。上値は重い一方で下値も堅く、動意に乏しい展開。3指数ともほぼ横ばいで取引を終えた。ドル円は足元147円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが85円高の43805円、ドル建てが110円高の43830円で取引を終えた。
米国株は小動きであったが、ナスダックがプラスで終えたことは下値不安を和らげる。エヌビディアやアプライド・マテリアルズなど、半導体株には上昇した銘柄が多かった。ドル円はやや円安に振れており、ナスダック高や為替を好感した買いが入ると予想する。高値警戒感はくすぶるものの、売りを急ぐ理由は乏しく、場中は下げづらく上げやすい地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは43650-44050円。
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
