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【見通し】15日香港株=神経質な展開か、中国の7月経済指標に注目

15日の香港市場は神経質な展開か。米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切るとの観測は根強いものの、きょう午前に発表される7月の主要経済指標を見極めたい投資家が積極的な売買を手控えると予想する。中国国家統計局は日本時間の午前11時に7月の鉱工業生産と小売売上高、1-7月の固定資産投資を公表する。市場予想ではいずれも伸び率が前月から減速する見通し。中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した同月の人民元建て貸付残高増加額や社会融資総量に続いて市場予想を下回れば、地合いが悪化しそうだ。

 一方、業績を受けた個別銘柄の売買が引き続き活発だろう。前日大引け後にハンセン指数構成銘柄の長江和記実業(00001)、長江実業集団(01113)、香港鉄路(00066)、京東健康(06618)が2025年6月中間決算を発表した。きょうは中国宏橋(01378)、サンズ・チャイナ(01928)が中間決算の発表を予定している。

 14日のNY株式相場はダウ平均とナスダック総合がそろって3日ぶりに小幅反落した。米7月生産者物価指数(PPI)が予想を上回る伸びとなったことでインフレ高進懸念が強まり軟調な展開となった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、ネット株のアリババ集団(09988)と美団(03690)、金融株の中国建設銀行(00939)とAIAグループ(01299)、自動車株の理想汽車(02015)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(00005)が上回って終えた。

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ