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【見通し】今日の株式見通し=堅調か 強めの米PPIを受けて円安が進行

東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ダウ平均とナスダックが下落し、S&P500が上昇した。ダウ平均は11ドル安の44911ドルで取引を終えた。7月の生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回り、インフレへの懸念が再燃。ただ、200ドル超下げたところでは押し目買いが入り、前日終値近辺まで戻して終えた。米長期金利が上昇して為替市場では円安(ドル高)が進行。ドル円は足元147円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが225円高の42845円、ドル建てが245円高の42865円で取引を終えた。

 米国株は3指数ともほぼ横ばい。ドル円が円安に振れている分、日本株にはプラスの影響が及ぶと予想する。ただ、買いは恐る恐るとなるだろう。日経平均のきのうの下げ(625円安)が大きいものとなったため、高くなれば目先の利益を確定させる売りが出てくるとみる。いったん上を試した後は伸び悩み、小高い水準でこう着感が強まる展開を想定。物色に関しては、米国で引け後に決算を発表したアプライド・マテリアルズが時間外で大きく下落しており、半導体株にはネガティブな影響が及ぶと思われる。自動車株や金融株が、円安進行や米長期金利の上昇を手がかりに選好されやすくなるだろう。日経平均の予想レンジは42500-43000円。


(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ