
RSI(9日)は前日の57.0%→65.3%(6/25)に上昇。あすも上昇しやすいタイミングとなる。引き続き見方は変わらず、直近6/18の終値ベースの高値(38885円)を上回ったことで、4/7安値(30792円)を起点とした短期波動は上昇が続いている。
一方、5月中旬以降のもみ合い期間は昨年10月以降のもみ合い期間に比べてまだ短い。そのため、上値に対するエネルギーが蓄積されておらず、短期的な上値余地は4万円以下に収まる想定が必要となる。
ただ、パターン分析では4月前半の安値を先端に「スパイクボトム(V字)」を確認している。短期的な上値は限定的となりつつも、当面の見方としては意外高のシナリオは想定しておきたい。
上値メドは、心理的節目の39000円、2/13高値(39581円)、心理的節目の4万円、12/27高値(40398円)などがある。下値メドは、10日移動平均線(38471円 同)、25日移動平均線(38036円 同)、6/13安値(37540円)、100日移動平均線(37203円 同)、心理的節目の37000円、75日移動平均線(36725円 同)などがある。
(小針)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ