
RSI(9日)は前日の53.0%→57.0%(6/24)に上昇。あすも上昇しやすいタイミングとなる。引き続き見方は変わらない。4/7安値(30792円)を起点とした短期波動は上昇継続の判断となる。5/13高値(38494円)と5/29高値(38454円)をつないで延長した上値抵抗線を超えた後の揺り戻しが一巡し、目先は一段高となるか。
一方、5月中旬以降のもみ合い期間は昨年10月以降のもみ合い期間に比べてまだ短い。そのため、上値に対するエネルギーが蓄積されておらず、短期的な上値余地は4万円以下に収まる想定が必要となる。
ただ、パターン分析では4月前半の安値を先端に「スパイクボトム(V字)」を確認している。短期的な上値は限定的となりつつも、当面の見方としては意外高のシナリオは想定しておきたい。
上値メドは、心理的節目の39000円、2/13高値(39581円)、心理的節目の4万円、12/27高値(40398円)などがある。下値メドは、10日移動平均線(38419円 同)、25日移動平均線(37971円 同)、6/13安値(37540円)、100日移動平均線(37204円 同)、心理的節目の37000円、75日移動平均線(36708円 同)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ