【ドル/円】上値余地が限られる展開。145.00近辺からの強い下値抵抗にも注意。
直近の日足は上ヒゲの非常に長い寄せ線となり、高値圏から大きく押し戻されて引けています。イランがカタールにある米軍基地を報復攻撃しましたが、事前に通告されていたため被害も限定的で、ドル/円は急速に上げ幅を失いました。また、イスラエルとイランが停戦に合意したとの報もあり、この反動で東京市場ではドルの下値余地を探る動きが先行すると見られますが、現状は下値を切り上げる流れに変わりなく、反発に転ずる可能性を残しています。突っ込み売りにも注意が必要でしょう。
一方で147.50-60に週足ベースで見た強い上値抵抗が控えており、これをしっかり上抜けて越週しない限り、上値余地も限られ易い状態です。短期トレンドは“ニュートラル”な状態に戻しましたが、143.70-80の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、142円を割り込んで終えた場合は、“ドル弱気”に変化して140円トライの動きが強まり易くなります。
ドル買いは1日様子見か145.00-10まで引きつけて。損切りは144.40で一旦撤退です。ドル売りは147.20-30の戻り待ちとします。損切りは148.10で撤退です。
日足の上値抵抗は147.00-10,147.40-50,148.00-10に、下値抵抗は145.40-50,145.00±10銭、144.50±10銭、143.70-80にあります。
© 2025 オフィスフレア/川合美智子
無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
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