
RSI(9日)は前日の56.4%→53.0%(6/23)に低下。引き続き見方は変わらない。5/13高値(38494円)と5/29高値(38454円)をつないで延長した上値抵抗線を超えた後の揺り戻しが生じているが、4/7安値(30792円)を起点とした短期波動は上昇継続の判断となる。
一方、5月中旬以降のもみ合い期間は昨年10月以降のもみ合い期間に比べてまだ短い。そのため、上値に対するエネルギーが蓄積されておらず、短期的な上値余地は4万円以下に収まる想定が必要となる。ただ、パターン分析では4月前半の安値を先端に「スパイクボトム(V字)」を確認している。短期的な上値は限定的となりつつも、当面の見方としては意外高のシナリオは想定しておきたい。
上値メドは、心理的節目の39000円、2/13高値(39581円)、心理的節目の4万円、12/27高値(40398円)などがある。下値メドは、25日移動平均線、6/13安値(37540円)、100日移動平均線(37212円 同)、心理的節目の37000円、75日移動平均線(36690円 同)などがある。
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ