
米国株は大きく下げたが、日本株はイスラエル軍によるイラン攻撃を13日に先んじて消化しており、スタートは落ち着いた動きになると予想する。ただ、場中はニュースにかなり神経質になると思われる。中東情勢は緊迫化しており、戦闘は継続している。また、G7サミットに関するニュースがマーケットを刺激する可能性もある。特段のニュースがなければ模様眺めムードが強まるとみるが、何らかのニュースが出てきた際には、動いた方向に勢いがつく可能性が高い。その動きが取引時間中に修正される展開も想定され、終日不安定な地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは37300-38300円。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ