
RSI(9日)は前日の58.4%→36.6%(5/22)に低下。4/7安値(30792円)を起点とした目先波動は上昇継続の判断となるが、75日移動平均線上などで日柄調整が長引く可能性が高くなったといえる。上昇基調にある25日移動平均線(36262円 同)とのかい離が次第に縮小してきており、短期的には同線との接近を意識して切り返すことができるかが焦点となる。
先週、終値ベースで3/26につけた急落前の戻り高値(38027円)を更新したことで、パターン分析では4月前半の安値を先端に「スパイクボトム(V字)」を確認した。短期的な下押しは想定内としながらも、調整一巡後の意外高の想定は継続である。
上値メドは、10日移動平均線(37628円 同)、心理的節目の38000円、5/13高値(38494円)、心理的節目の39000円、2/13高値(39581円)などがある。下値メドは、心理的節目の36500円、25日移動平均線、心理的節目の36000円や35500円、35000円などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ